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ブックマーク / www.sady-editor.com (2)

  • 水をすくうのではなく、水を交換する|佐渡島庸平(コルク代表)

    新しいコミュニティに参加した時に、あるアドバイスをされた。 「水をすくうのではなく、水を交換する」のだ、と。 シンプルな言葉だけど、この言葉は僕の胸に刺さった。この前開催したコルクラボのマンガ専科でも、この考え方で参加してほしいとお願いをした。 コミュニティにこれまで蓄積された知識や智恵が、大きな樽に水となって溜まっていたとする。 参加費を払ったからと言って、空のコップを持ち込み、樽から水をコップ一杯にすくって持ち帰ろうという意識で、参加してはいけない。 そうではなく、全員が自分の知見を目一杯コップに入れて持ち寄って、樽に流し込み、水をかき混ぜて欲しい。そして、参加費はその交換された水を持ち帰ることのできる権利に払っているのだと。 資主義の社会では、与える側と受け取る側がいて、お金を払えば、金額に見合う対価を当然のように受け取れると思ってしまう。だから、スクールやコミュニティに参加費を払

    水をすくうのではなく、水を交換する|佐渡島庸平(コルク代表)
  • 教師という名の感情労働について|佐渡島庸平(コルク代表)

    感情労働という言葉を知っているだろうか? 子育て、介護、保育士・教師などが、そのような仕事に当たる。 今までは、知識・スキルの時代だった。一方。感情労働と呼ばれる職種は、知識・スキルはそこまで必要としない。そのため、比較的つきやすい仕事だと世間では思われている。医者や弁護士の方が、難しい。しかし、その前提が崩れようとしている。知識やスキルは、AIやロボットへと移転されていく。そして、知識やスキルが必要とされていないと思われていた仕事質が、浮かび上がってきた。今までと価値の逆転が起き始めている。 教師という職業の感情労働としてすごさを僕が思い知ったのは、自分の息子の不登校を通してだった。 数ヶ月前から、小学3年生の息子が学校に行きたがらない。ドラゴン桜で、東大は簡単だ!というメッセージを何度も発していたのに、小学校に息子が普通に行くようにすることが難しくてできない。 僕なりに息子の感情を

    教師という名の感情労働について|佐渡島庸平(コルク代表)
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