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教師という名の感情労働について|佐渡島庸平(コルク代表)
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教師という名の感情労働について|佐渡島庸平(コルク代表)
感情労働という言葉を知っているだろうか? 子育て、介護、保育士・教師などが、そのような仕事に当たる... 感情労働という言葉を知っているだろうか? 子育て、介護、保育士・教師などが、そのような仕事に当たる。 今までは、知識・スキルの時代だった。一方。感情労働と呼ばれる職種は、知識・スキルはそこまで必要としない。そのため、比較的つきやすい仕事だと世間では思われている。医者や弁護士の方が、難しい。しかし、その前提が崩れようとしている。知識やスキルは、AIやロボットへと移転されていく。そして、知識やスキルが必要とされていないと思われていた仕事の本質が、浮かび上がってきた。今までと価値の逆転が起き始めている。 教師という職業の感情労働としてすごさを僕が思い知ったのは、自分の息子の不登校を通してだった。 数ヶ月前から、小学3年生の息子が学校に行きたがらない。ドラゴン桜で、東大は簡単だ!というメッセージを何度も発していたのに、小学校に息子が普通に行くようにすることが難しくてできない。 僕なりに息子の感情を