2016年に新卒でNTTデータに入社。同氏が所属するData&Intelligence事業部では法人顧客に対するコンサルティングを手掛け、データ分析からデータ分析の基盤提供などを含めて顧客のデータ活用を支援する。大学院では機械学習を研究。入社後、自然言語処理に面白さを感じ、文書読解エンジン「LITRON(リトロン)」の開発に携わる。(撮影:日経クロステック) AI(人工知能)が文書を読解し、そこから知識を抽出する――。こう書くと簡単そうに見えるが、適切な結果を得るための「読解し、抽出する」過程には開発者の技術が凝縮している。今回、本連載に登場するNTTデータ コンサルティング統括部 コンサルティング担当 主任の齋藤洋はこの過程、つまり自然言語データの構造化を効率化する技術の開発に携わっている2016年入社の若手社員だ。 専門用語や独特の言い回しが頻出するビジネス文書・学術文書などを分析し、
![自然言語を「特徴量」ととらえる、教師あり学習の効率を劇的に高めた若手AI開発者](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a508426546a7bc1ed852dae8d7db28b4106fddcd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fatcl%2Fnxt%2Fcolumn%2F18%2F01620%2F112500010%2Ftopm.jpg%3F20220512)