WSLが登場してから大変便利に利用しています。 以前はVMwareやVirtualBoxといった仮想マシンをローカルPCへ入れたりしていましたが、私の場合、たいていはWSLで足りる感じになっています。 私の場合、環境を使っているうちに、クラッシュしたり、パッケージをいじくりまわして設定おかしくなって困ったなど、しばしば環境を戻したいことがあります。 仮想マシンを利用していた時はそのイメージのスナップショットを取得することで丸ごとバックアップしていました。 WSL2でもバックアップすることが可能です。手順をメモしておきます。 環境 2023年1月時点の内容になります。WSLは結構進化している印象ですので、記事が古くなった際は注意です。 (導入手順など初期に比べるとかなり楽になりました) OSはWindows11 Proです。PowerShellから操作します。 PS > wsl --vers
メモリダンプ システムトラブル MicrosoftWinDbg 『ブルースクリーンのメモリダンプから原因を解析する方法』 Windows 使用時に起きるブルースクリーンですが、何故発生したのか?どうすればよいのか?と思われる方が大半だと思います。そこで今回はブルースクリーン発生時、解析ツールによる原因究明のやりかたについてのお話になります。 ダンプファイルの内容を確認するためのツールWinDbgはWindows SDK というMicrosoft社から配布されていますのでそちらをダウンロードし、インストールします。 ダウンロード後、winsdksetup.exe を実行したら最初にインストール場所を問われるので、 問題なければデフォルト設定のままで[Next]をクリック。 次はプライバシー設定としてマイクロソフトに匿名情報を送るかの確認。嫌なら[No]を選んで[Next]をクリック。 インス
WSL2では、インストールしたUbuntuが仮想マシンとして稼働し、ホストとは別のIPアドレスを有します。そのため、ホスト(Windows)からWSL2(Ubuntu)で動くソフトウェアをつつく際、WSL2のIPアドレスを指定する必要がある場合があります。 では、WSL2のIPアドレスはどのように確認すればよいでしょうか? なお、以下記事のように.wslconfigを設定してやると、WSL2上で稼働するソフトウェアにlocalhostでアクセスできるようになるのですが、少なくとも自分の環境では、.wslconfigがなぜかうまく動かなかったり、ホスト側のソフトウェアがlocalhostをうまく解決できなかったりする場合があります。本記事はそういうケースで役に立つ想定です。 「「WSL 2」最大の課題であった“localhost”問題が解決 ~「Windows 10」Build 18945」
WSL2は名前解決をWindowsホストにお願いしているので、そこから取りましょうという話。 イーサネットアダプター vEthernet (WSL) のIPv4アドレスがとれる limitation /etc/resolv.confで nameserver 8.8.8.8とかを設定してると使えない (これが原因で DISPLAY 環境変数に 8.8.8.8:0 を設定してしまい手元のemacsの描画をGoogleにお願いしてしまいました) 2. ipconfig.exe を叩く ipconfig.exe | sed -e 's/\r//' | grep 'IPv4 Address' | head -n 1 | cut -d ':' -f 2 | awk '{print $1}' Windows IP 構成 イーサネット アダプター イーサネット: 接続固有の DNS サフィックス . .
February 25, 2024 VSCode + WSL makes Windows awesome for web development I’m kinda shocked. Windows actually got good for web developers. Between VSCode, WSL, and Intel’s latest desktop chips, I’ve been living with a PC for over a week that runs my programming tests faster than an M3 Max, ships with an excellent window manager out-the-box, and generally feels like a completely viable alternative t
KB5034441が0x80070643エラーでインストールできない・失敗するとの不具合報告が多数出ています。 Windows10やWindows Server 2022には、攻撃者がターゲットのPCに物理的にアクセスできる場合、Windows回復環境 (WinRE)を悪用してBitLockerをバイパスし、暗号化したデータにアクセスできるという脆弱性(CVE-2024-20666)があります。KB5034441はこの脆弱性を修正したWindows10用のセキュリティ更新プログラム。(Windows Server 2022用はKB5034439) しかし、この更新プログラムをインストール・適用するためには回復パーティションにある程度の空き容量が必要とされており、空き容量が足りない場合には、以下のいずれかのエラーメッセージが表示されます。 Windows Recovery Environme
WSL2が使えるようになったので、Windows でも Docker を使ってみることにしました。Docker Desktop をインストールすると、無条件で Cドライブ上に仮想環境が作られます。が、Cドライブの空き容量が少なくなったので、Docker環境をDドライブに移動したという話。 試した環境 Windows10 Pro 2004 OSビルド 19041.329 Docker Desktop community 2.3.0.3 WSL2(Windows Subsystem for Linux) Docker Desktop の設定では WSL2 Integration を有効にしています。WSLのディストリビューションは Ubuntu 20.04 を使っているので、それとのインテグレーションも有効にしてあります。 方法 Docker Desktop が使っている WSL 上のディスト
WSL 2.0.0以降で試験的に提供されているネットワークミラーモードは非常に魅力的でが、まだ試験的ということでいくつか課題があるのも事実です。ここではDockerでの課題と回避策を交えつつミラーモードの深淵を覗いてみたいと思います。 [2023.12.6]Docker Desktopでのポート重複は 4.26.0 で対応となったようです。 Added support for WSL mirrored mode networking (requires WSL v2.0.4 and up). リリースノートより [2023.10.25] ミラーモードはじめいくつかの新機能はWindows11 22H2通常版に機能開放されました。最新のWindowsUpdate適用の上、ストア版WSLをアップデートすることにより以下のオプションが.wslconfigで使えるようになります。 Dockerつか
$ sudo apt-get update Ign:1 http://archive.ubuntu.com/ubuntu jammy InRelease Ign:2 http://security.ubuntu.com/ubuntu jammy-security InRelease Ign:3 http://archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-updates InRelease Ign:2 http://security.ubuntu.com/ubuntu jammy-security InRelease Ign:4 http://archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-backports InRelease Ign:2 http://security.ubuntu.com/ubuntu jammy-security InRelease
wsl2のホスト名って変えられるんですか? とある日。 後輩ちゃん「wsl2上で作業するときに、ホスト名に自分のマシン名が表示されるの嫌だな~」 後輩ちゃん「wsl2のホスト名って変えられないのかな~」 後輩ちゃん「ほらほら、良く黒い画面のキャプチャとか撮ること多いじゃないですか~」 すずこ(独り言かな) すずこ(また黒い画面って言ってるし...) 後輩ちゃん「Linuxのホスト名変更コマンドだと上手くいかなかったし~」 後輩ちゃん「変更方法知ってる人いないかな~((チラチラ」 すずこ「分かったよ、教えるよっ!!!」 ということで、wsl2のホスト名変更手順を説明することになった。 wsl2のホスト名変更方法 すずこ「後輩ちゃんの言う通り、wslでは下記のような表示になるね」 すずこ「マシン名のところを、任意のホスト名に変更したい場合、」 すずこ「/etc/wsl.confに記載するのが手
2022年12月14日にWindowsUpdateに配信されたWindows10 バージョン22H2 / 21H2 / 21H1用セキュリティ更新プログラムKB5021233をインストールしてから、0xc000021aのブルースクリーンエラー(BSoD)が発生し、PCが起動しなくなったとの不具合報告が複数件出ています。 更新履歴 ① 『システムの復元』だけで直らる場合と直らない場合があるので『対処方法・回避策 2』を加筆。 [2022/12/16] ② Microsoftが不具合を認めた旨を加筆。 [2022/12/18] [New]Microsoftが不具合を認める [2022/12/18] [New]Microsoftが本不具合を認めました。本不具合について、まずは以下の記事をご覧ください。 Microsoft、KB5021233の不具合を認める。0xc000021aブルースクリーンに
Windows で Linux の機能を手軽に扱うことのできるWSL (Windows Subsystem for Linux). 「WSL」と「WSL2」の2つがあるのはご存じの方も多いと思いますが,実は他にも「バージョン」があることをご存知でしょうか. 順に解説していきます. Ⅰ:「WSL1」と「WSL2」 WSLには,大きな仕組みの違いから2つのタイプがあります. WSL1(WSL)が先に開発されており,後発で WSL2 ができました. この種類のバージョンは,この2つのみです.(WSL1.1とか,WSL2.1とかはありません。) 現在のWSLのバージョンを確認するには,Powershell上で以下コマンドを実行します. (コマンドに失敗する場合は,Windowsのバージョンが古く,WSL2が利用できない可能性があります)
しばたです。 ふとAWS謹製のCloudscapeを使ったサイトを作ってみたくなり、そのためにまずはReactとNext.jsを学んでみることにしました。 私は普段Windows環境を利用しておりWSL2上でNext.jsを実行するための環境を作ってみたのですが、これだけでも地味にハマったのでこの記事で共有したいと思います。 検証環境 本記事の内容は私の普段の開発機(Windows 10 Pro)のWSL2環境(Ubuntu 20.04)で試しています。 Ubuntu 22.04でなくて20.04なのは22.04環境を普段の業務で使っているため避けたのが理由です。本記事の内容でOS依存の部分は無いと思います。 ホスト側環境 64 bit版 Windows 10 Professional 21H1 Visual Studio Code 1.72.2をインストール済み WSL環境 Ubuntu
Windows10 のPCにパッケージ管理システム Yarn をインストールして確認するまでの手順を備忘録としてまとめました。参考にして頂ければ幸いです。 前提条件(動作環境) yarnのインストール インストール完了の確認 なお、modenバージョン とclassicバージョンがありますが、今回はclassicバージョン インストールです。 前提条件(動作環境) 公式ページに Windows 用に用意されているのは次の3つ。 npm 経由でインストールする インストーラをダウンロードする Chocolatey 経由でインストールする Scoop 経由でインストールする Node.js にされている npm経由でインストールすることが推奨とのことですが、うまくいかなかったので(詳細は省略)、今回は、とりえす、「インストーラをダウンロードする」を選択しました。 そのための前提条件は次の通りで
DockerでMySQL 8.0.xを動かそうとしたら以下のエラーが出て、コンテナが起動しませんでした。 [ERROR] [MY-010295] [Server] Could not set file permission for ca.pem [ERROR] [MY-013236] [Server] The designated data directory /var/lib/mysql/ is unusable. You can remove all files that the server added to it. [ERROR] [MY-010119] [Server] Aborting MySQLのバージョンを5.7から5.7.16に変更しろみたいなのを見掛けましたが、 8系で動かしたいので、それでは解決になっていませんでした。 なので、WSL上の、/etc/wsl.conf
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