11月7日、日産自動車の2016年4―9月期連結決算で、営業利益は前年同期比14%減の3397億円となった。為替の影響が利益を押し下げた。写真は横浜にある同社のグローバル本社で2010年3月撮影(2016年 ロイター/Issei Kato) [横浜 7日 ロイター] - 日産自動車<7201.T>が7日発表した2016年4―9月期(中間)連結決算では、営業利益が前年同期比14%減の3397億円となった。為替影響が押し下げた。下期の販売攻勢を見込み、17年3月期(今期)通期の業績予想と世界販売計画は従来のまま維持する。 同社は今期末に営業利益率8%の達成を目標としているが、中間期は6.4%にとどまった。中間営業利益に対し為替は1798億円の減益要因。購買コスト削減などで1427億円を押し上げたが、販売費用もかさんで為替影響を補えなかった。