2010-11-17 メモ作成 2010-12-07 記事公開 2010-12-08 全面改訂 1. かつて私が掲示板を閉じたのは、そこが社会的に「寄せられた意見に応答すべき場所」とみなされていたからでした。掲示板への書き込みを無視すると罵倒されるのに、掲示板がないことへの文句は少ない。ブログのコメント欄も同じで、コメントを無視すると怒られるのに、コメント欄がないことへの文句は少ない。 ここで重要なのは、システム自体ではなく、それを解釈する文化の方です。「掲示板やコメント欄を用意するのは、応答意思の表明だろう。なのに私(たち)の投稿を無視するのは裏切りだ」と考える人がたくさんいる(いた)から、掲示板がないことより、掲示板への投稿を無視することの方が、強く批判されたのです。 昔、掲示板やコメント欄への投稿は、自動的に「返信を希望する」という言外のメッセージを持っていたと思う。そうだからこそ、