健康に過ごすために、食事から取るべきエネルギーや栄養素の摂取量の基準を定めた「日本人の食事摂取基準」の案について、厚生労働省は6日開かれた検討会で取りまとめました。 厚生労働省の検討会は6日、再来年度から適用される基準の案を取りまとめました。 案では一日に必要なエネルギー量は、身体活動レベルがふつうの人の場合で、男性は18歳から64歳では2600から2750キロカロリー、 女性は18歳から64歳では1950から2050キロカロリーを摂取することを目安としています。 また、食物繊維については最新の研究で、多くとるほどがんや糖尿病などの生活習慣病の発症率が低くなることが明らかになっているとして、「理想的な摂取量」を、成人でこれまでよりも1グラム高い一日25グラムに設定しました。 ただ、2018年と2019年の国民健康・栄養調査に基づく日本人の食物繊維の摂取量の中央値は、18歳以上の成人で一日1
![「日本人の食事摂取基準」の案 厚労省の検討会が取りまとめ | NHK](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/364fd56b77d8b34308009bf5556b65fc74072a53/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20240306%2FK10014381191_2403061754_0306180734_01_02.jpg)