6月に千葉県を走る東武野田線の車内で、透明な液体が見つかり、運行に影響が出るなどしましたが、警察が調べた結果、この液体は、洗車する際の水が車内に入り込んだものとみられることがわかりました。 6月24日の午前6時すぎ、東武野田線の柏発大宮行きの普通電車で、透明な液体が車内の床に広がっているのが見つかり、不調を訴えるなどした乗客2人が一時、病院で手当てを受けたほか、運行に影響が出ました。 警察は、何者かが液体をまいた可能性もあるみて捜査を進めていましたが、車両を使った実験を行うなどした結果、液体は、洗車機の水がドアの隙間から入り込んだ可能性が高いことがわかったということです。 当日は、車両を洗車機の中に入れる際に停止位置を誤るミスがあり、噴射された水が、ドア付近にあたったとみられるということです。 東武鉄道は「利用者様にご不安とご心配をおかけし深くお詫びします。再発防止に努めたい」としています