昨日見てきましたけど、内容にはやはりびっくりしましたね。 今回の映画に限ってはネタバレは良くないとも思うので、とりあえず自分が「Q」を見るまで頭の中で考えていた新劇場版の構想を書いたうえで、そのあとに今回の「Q」がそれとどれくらい離れてしまったかを考えてみたいと思います。 まず、エヴァンゲリオンの主人公は碇シンジでヒロインは綾波レイだというのが、TVシリーズや新劇場版の前半を見た時の素直な印象になりますが、知っての通り綾波レイはシンジの母親のユイのクローンであるため、シンジとレイが単純に結ばれるという結末は不可能になっています。 だからTVシリーズでは後半になるとミサトさんやアスカの存在がせり出してきて、親子関係に問題を抱えるシンジ、ミサト、アスカの過去が暴露され、そして最後の2話での「成熟」(と言っていいのかどうかわからないけど)に至るという話になったのでしょうし、旧劇場版では大人たらん