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ブックマーク / pencroft.hatenablog.com (5)

  • ボーキャクとは忘れ去ることなり 「君の名は。」 - 挑戦者ストロング

    「君の名は。」Blu-rayスタンダード・エディション 発売日: 2017/07/26メディア: Blu-ray新海誠監督の最新作「君の名は。」を観てきましたよ。観客には若い子が多くて、総じて好評ムード。泣いちゃってる女の子もたくさんいましたよ。 万人向けとまではいかずとも、若い世代の支持を得るエンターテインメントを新海先生がモノにした一方、劇場に貼られていた「好きになるその瞬間を。 告白実行委員会 劇場版第2弾」のポスターを見て、いま当にヤバいアニメの最先端はたぶんこっちなんだろうなと思ったりしました。 以下感想、例によってネタバレありなので観てない人は読んじゃダメですぜ。 2人が出会うことを、観客が望んでいた。それがもう答えだろう。 (★4) 瀧くんも三葉ちゃんも、どこに出しても恥ずかしくない、健やかで美しい青少年だ。きっとみんな好きになる。象徴的だと思ったのが、入れ替わりがあってま

    ボーキャクとは忘れ去ることなり 「君の名は。」 - 挑戦者ストロング
    fellows
    fellows 2016/08/30
    「みんな助かったら、どんなにいいだろう。どんなに素晴らしいだろう。」
  • 栄冠はオレに輝く 「風立ちぬ」 - 挑戦者ストロング

    風立ちぬ [Blu-ray] ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社Amazon宮崎駿の新作「風立ちぬ」を新宿ピカデリーで観ました。以下ネタバレ感想。 二郎は美という呪いに囚われた、永遠の奴隷だ。それでも懲りない、懲りないのが凄い。 (★4) 死期が近づいた作家は子供に還ったかのように、自身の生涯を貫くテーマを正直にゴロリと吐き出すものらしい。たとえば教える者と教わる者、教育と学習を大きなテーマとしていた黒澤明は、遺作「まあだだよ」で身も蓋もない甘々の師弟の姿をぬけぬけと描いていた。宮崎駿の場合それは、職能至上主義と高純度のオタク人生にあたるようだ。「風立ちぬ」は堀越二郎と堀辰雄の物語であると鈴木敏夫は笛を吹いているが、その実態は宮崎駿の理想化された自伝である。そもそも紙の上で鉛筆を走らせてありもしないものをでっちあげるアニメ屋の仕事は、設計士のそれによく似ている。アニメーションという特殊

    栄冠はオレに輝く 「風立ちぬ」 - 挑戦者ストロング
    fellows
    fellows 2013/08/07
    「そこは訓練されたオタクである僕ちゃんなんかすっかりその気でジロリアン」「僕は吾朗を応援します」「このクソジジイはもう死にてえんだよ」
  • ネタバレ注意「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」 - 挑戦者ストロング

    ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.33 YOU CAN (NOT) REDO.(通常版) [Blu-ray] 発売日: 2013/04/24メディア: Blu-ray ヱヴァQ観てきました。以下の感想はネタバレですのでご注意を。ひどい映画ですが、それでもネタバレなしで観るほうが楽しめることは間違いないと思います。映画を観てない方は読まないでください。 どう転んだところでわたくしは悪口を言うのです (★2) 目覚めたシンジくんを取り巻く環境の激変、実は14年後ですという大仕掛けには驚いた。今回はポカポカしてなかった。登場人物たちはギスギスとディスコミュニケーションでお寒い空気。意図的な説明不足で意味不明のこの感じ。往年のテレビシリーズや旧劇場版でひどい目に遭ったことをまざまざと思い出す。あーエバーってこんなにひどかったんだっけと、忘れかけていた煮え湯を再び呑まされるよう

    ネタバレ注意「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」 - 挑戦者ストロング
    fellows
    fellows 2012/11/19
    「前作で太鼓叩いて解説してた白衣のレズは急速に新宿二丁目化」「いつだって自分のチンチンの話しかしないくせに」「『でも庵野くん、ふたりきりだとヤマトのパロディすごくうまいの…』」
  • 「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破」感想 - 挑戦者ストロング

    御無沙汰しております。現在、1週間足らずの夏休みを過ごしております。サマーウォーズ観たり、ギャラクティカ観たり、あちこちの銭湯に通ったりの平和な毎日です。 CinemaScapeに書いた「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破」の感想を転載。 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.(通常版) [Blu-ray] 発売日: 2010/05/26メディア: Blu-ray 山岡「この味噌汁はできそこないだ。明日、もう一度この水族館に来てください。物の味噌汁をご覧に入れますよ」 (★3) 荒事満載でたいへん面白いし映像のクオリティも最高で、凄まじい快楽を与えてくれるエンターテインメントである。しかし、いまさらオレが庵野と信頼関係を結ぶわけにはいかないのだ。そもそも、我々と庵野の間に信頼関係なんかカケラもなかったのだ。 先日、深夜にテレ

    「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破」感想 - 挑戦者ストロング
    fellows
    fellows 2009/08/08
    「離婚しろ!」ワラタ。しかしまあなんしか(観客と)より戻した感というか、焼けぼっくいにって感じすよね
  • 「秋山成勲」という底知れぬ闇 - 挑戦者ストロング

    先日の「DREAM.5」で行なわれた秋山成勲vs柴田勝頼。戦前から柴田が勝つ目は薄いとは思っていたものの、出る前に負ける事考えるバカがいるかよ! 時は来た、それだけだ! という格言もあるので黙って観た。秋山は、当たり前のように柴田を下した。 オレが柴田に期待していたのは、勝つことではない。一瞬でもいいから、秋山のナマの顔を引き出して欲しかったのだ。 柔道時代は知らないが、総合デビュー後の秋山の試合はすべて見てきた。秋山という男、リングの上ではほとんど「裸の顔」を見せたことがない。秋山は、対戦相手を見ていない。眼中にない。いや勿論格闘技であるから、秋山だって相手のことは見ている。しかし、そういうことではないのだ。 秋山は、たとえば川尻達也が五味隆典を見ていたようには対戦相手を見ない。秋山は「思い」をこめて相手を見ない。秋山にとって、対戦相手はただ「対戦相手」というノッペラボーにすぎない。秋山

    「秋山成勲」という底知れぬ闇 - 挑戦者ストロング
    fellows
    fellows 2008/07/27
    ものすごい勢いで秋山という存在に得心がいった
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