今回は、電通のクリエーティブ・ディレクター/コピーライターの磯島拓矢氏の『言葉の技術』(朝日新聞出版)を取り上げます。本書は、タイトルの通り、人に伝わる言葉とはどういうもので、どうすれば書けるようになるのか、といった「言葉」を考えるプロセスがとても分かりやすく書かれています。(まだぺーぺーの僕が、会社の大先輩の本の書評をするだなんて、僭越なことをしてスイマセン。いちプランナーとして読んで感動したので、どうしても感想を書いておきたいと思ったのでした。偉そうにスイマセン。しかも、ちゃっかりスイマセンという文体をまねしてスイマセン) 本書は、基本的には、コピーライターやコピーライター志望の方向けに書かれてはいますが、普段なかなか上手く企画書が書けないと悩みを抱えている僕のようなプランナーやマーケターにとっても、というか、言葉に関わる人なら誰でも(=つまり、誰にとっても!)とても勉強になる本です。