Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 アラブ首長国連邦カタール大学、フィンランドのヴァーサ大学、英グラスゴー大学、早稲田大学による研究チームが開発した「Orochi」は、体に巻き付けて使うヘビ型ウェアラブルロボットだ。2本分の腕として多目的に日常を支援する用途を想定している。

LGディスプレイがテレビ用の大型有機EL(以下、OLED)パネルの量産に成功して数年が経ち、2017年はLGエレクトロニクスに加えて、日本でもソニー、東芝、パナソニックからOLEDテレビが出そろった。ところでOLEDパネルの生産がLGディスプレイに限られる現状、表面的な機能以外に各社製品に違いはあるのかと疑問に思わないだろうか? その疑問、OLEDの勃興から現在に至る汗と涙の進化を見つめ続けた“OLEDエヴァンジェリスト”麻倉怜士氏がズバッと回答。パネルが同じなのに出てくる絵は驚くほど違う! 麻倉氏:昨年まではLGエレクトロニクスが孤軍奮闘していたOLEDテレビですが、今年は各メーカーから製品が出てきて、LGエレクトロニクスのテレビは新世代へ移行しました。言うなれば「OLEDテレビ普及元年」で、出揃った各社製品の現状が非常に面白い事になっています。何かと言うと、みんなLGディスプレイの同じ
富士フイルムが2月5日にYouTubeで公開したプロモーションビデオ(PV)が、Twitter上で「盗撮を推奨しているようだ」などと指摘され、炎上している。同社は指摘を受けた動画を公開から数時間で配信停止し、「視聴者に不快感を与える動画が掲載された」として謝罪した。 問題のPVの内容は、写真家・鈴木達朗さんが富士フイルムの新型コンパクトデジタルカメラ「X100V」でストリートスナップ写真を撮るというもの。鈴木さんは動画の中で、町ゆく人々に突然カメラを向け、通行を邪魔しながら撮影して通り過ぎるという行為を繰り返している。 カメラを向けられた人がとっさに顔を背ける様子や、鈴木さんが警察から職務質問を受けているような場面もあった。Twitter上では「嫌がらせだ」「富士フイルムは盗撮を推奨しているのか」といった反応も見られた。
英金融大手HSBCホールディングスは7月、「各国の駐在員が働きたい国ランキング」の最新版を発表した。日本は調査対象33カ国(地域含む)中32位という少しばかりショッキングな結果となった。このランキングについては、一方的な評価だと批判する声も聞かれるが、「やっぱりな」「それはそうだろう」と肯定的に捉える人が多かったようである。 ちなみにこのランキングの1位はスイス、2位はシンガポール、3位はカナダ、4位はスペイン、5位はニュージーランド、6位はオーストラリアで、逆に日本より評価が低かった最下位の国はブラジルだった。 こうしたランキングが報じられるたびに、異なる文化の国を一律に比較しても意味がないといった「国際比較無意味論」が出てくるのだが、こうした意見を条件反射的に口走ってしまう人は、残念ながら物事の表面しか見ていない。ランキングを行うのは、単なる順位付けだけではなく、評価基準をあえて統一す
KDDI(au)は8月28日、第5世代移動通信システム「5G」のロゴを刷新した。メタリックデザインを採用し、先進感、未来感を表現したという。同社は2020年3月から5Gサービスの提供を始める予定だ。 また、大量のデータを瞬時に扱うことができる5G時代に「今までの制約から解放された『UNLIMITED WORLD』を始動する」とも発表。パートナー企業とのコラボレーションによるサービス開発や、スタートアップ企業のアイディアを取り入れた取り組みを進めるとしている。 関連記事 ベイスターズとKDDI、5G活用「スマートスタジアム」で協力 「好きな視点でリプレイ視聴」実現へ 横浜DeNAベイスターズとKDDIは、5GやIoTを活用した「スマートスタジアム」の構築に向けたパートナーシップ契約を結んだ。5GとXR、自由視点を組み合わせた映像技術を活用し、ファンが好きな視点でリプレイ視聴できる新たな野球観
理化学研究所は5月23日、スーパーコンピュータ「京」の後継機の名称を「富岳」(ふがく)に決めたと発表した。2021年ごろに運用を始める予定で、京の最大100倍の実行性能を目指す。富岳は「京」と同様、理研 計算科学研究センター(神戸市)に設置する。 理研は今年2月、京の運用を8月に終了すると発表し、後継機の名称を公式Webサイトで募集。5181件の応募があったという。理研の松本紘理事長は「創薬や防災を発展させる上で必要なシミュレーションに加え、AI、ビッグデータ分析の基盤として活躍すると確信している」と語った。 富岳は「富士山」の別名。富士山のように高く(性能が高く)、裾野が広く(対象分野が広く)、海外での知名度も高くなってほしい――などの理由から名付けた。各国のスーパーコンピュータの名称は山にちなんだものが多く、発音がしやすいことも考慮したという。 その他の候補は「穹」(きゅう)、「叡」(
米Adobe Systemsの「Photoshop」や「InDesign」など一部の製品で、旧バージョンのソフトウェアがダウンロードできなくなったと5月9日ごろからTwitterなどで話題になっている。ITmedia NEWSがアドビジャパンに取材したところ、同社は「旧バージョンの一部に第三者の権利を侵害しているものがあったため」とコメントした。 従来は「CS6から上」なら全て使えた 従来、同社製品群のサブスクリプションサービス「Creative Cloud」は「CS6以降のアプリケーションをいつでも全て使える」(CS6は2012年発売)とうたっており、ユーザーは契約アカウントを持っていれば最新バージョンからCS6までの好きなバージョンをダウンロードし利用できていた。 2013年のAdobeの公式ブログでは、「CS6以降のアプリケーションをいつでも全て使える」としていた(旧バージョンDL廃
この記事は認証セキュリティ情報サイト「せぐなべ」に掲載された「架空世界 認証セキュリティセミナー 第5回『架空世界のパスワードハッキング』」(2017年9月14日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。当時未発売だった製品やサービスの記述などは、本記事掲載時の状況に合わせて編集しています。 架空世界でもある「推測されやすいパスワード」 ……それでは講義を始める。 まずは前回のおさらいからだ。現実ではまだ実現していない認証として、「新世紀エヴァンゲリオン」の「精神感応認証」、「勇者ライディーン」の「血筋認証」を紹介し、「アーサー王伝説」の剣を抜いた力はどのような認証だったのか考察を行った。 さて、第4回までは認証の手法と実現例を紹介してきたが、架空世界でもパスワードを見破られ、認証を突破されたりするような事例はなかったのだろうか。いわば「認証システムのパスワー
エインシャント代表取締役社長であり、作曲家の古代祐三氏が、PC-8801シリーズ向けの音楽製作ツール「MUCOM88」を無償公開した。Windows PC上で動作する「MUCOM88 Windows」と古代祐三氏のサンプル曲データに加え、オリジナルのPC-8801上で動くディスクイメージを無料でダウンロード可能だ。 MUCOM88は、古代祐三氏が自ら開発した音楽ツールで、8ビット時代に全盛を極めたNECのPC-8801mk II SR以降に搭載された、日本楽器製造(現ヤマハ)のFM音源チップYM2203とYM2608用のドライバも含まれている。また、MUCOM88用で利用できるサンプルMML(Music Macro Language)集も用意されている。 一方のWindows版はGUI版とコマンドライン版が用意されており、PC-8801シリーズのBIOSやディスクイメージを使わずにオリジナ
興行主の同意なく、チケットを定価を超える価格で転売することや、転売目的で譲り受けることを禁止する。スマートフォンなどの画面に表示して使う電子チケットも対象になる。 違反者には、1年以下の懲役か100万円以下の罰金、または両方を科す。 関連記事 チケット不正転売、法律で禁止へ 超党派で法案提出 衆議院文部科学委員会が、チケットの不正転売を禁止する法案を、衆議院本会議に提出することを全会一致で決めた。 “転売ヤー”がbot悪用、ECサイトで限定品買い占め 「アクセスの8割がbot」への対策は? あるオンライン小売サイトでは、ピーク時のアクセスの8割がbotによるものだった。限定商品を買い占め、転売を行うbotの活動実態を紹介する。 「LINEチケット」開始 100%電子チケット、公式リセール機能で不正転売防止 音楽ライブやスポーツなどのチケットをLINEから手軽に購入できるサービス「LINEチ
――米国や中国に比べ、日本は人工知能開発で遅れているといわれています。なぜ日本はこの競争に負けているのでしょうか。 松尾さん それは、日本がインターネットで世界に負けた理由と似ているのではないでしょうか。 一つは、技術の取り入れ方が非常に遅い点。1990年代後半には若者たちが「これからはネットの時代だ!」と言っていたのに、上の年代の人たちが理解しませんでした。「信用できない」「オタクが使うだけ」と否定し、新しいものが生まれなかった。 今もそれは同じです。一口にAI、人工知能といっても、新しい技術の中心であるディープラーニングに対して、従来の分野へのこだわりが強く、拒否感が強い人も大勢います。 もう一つは、若い人が力を持っていない点。若い人が自分の裁量で自在に動けるような社会環境になっていません。彼らに裁量を与えて何かやらせれば絶対に何か起こるんですけど、それをやらせないから変化が起こらない
「なぜ日本のメーカーは、海外のメーカーのように、白いボディーの製品に白のケーブルを添付することができないのだろう」──このような趣旨のツイートが話題になった。同じような疑問を持つ人は多いようで、何千件とリツイートされるとともに、メーカーで開発に従事していると思われる他のユーザーが、さまざまな視点からの回答を寄せていた。 この疑問はSNSで1~2年周期で話題になる、一種の「あるある」ネタである。中には、自分で製品を使っていればこのくらいのことは気付いて当然で、それはつまり自分で開発した製品を使っていないのではないかと、とっぴな方向に考えを飛躍させる人もいるようだ。 とはいえ、少なくない数のユーザーが気が付くようなことを、製品にずっと携わっている企画担当や開発担当が気付かないということは、まずあり得ない。もし「それは気付きませんでした、参考になります」などと答える担当者がいたとしても、それはユ
物件ファンはリノベーション済み物件などを紹介するサイトで、空き家や遊休不動産の再生を支援するのが狙い。近藤氏の肝いりで2016年2月に公開したが、2017年9月期の同事業売上高は112万2000円にとどまっている。 運営責任者の近藤氏や複数の企業と事業譲渡について協議したところ、近藤氏への譲渡がはてなの企業価値最大化に最適だと判断したとしている。 売却額は1388万8000円で、10月31日付で譲渡する予定。近藤氏は新会社を設立し、物件ファン事業に注力するという。 はてなは2001年7月に近藤氏が設立。京都に本社を構え、ソーシャルブックマーク「はてなブックマーク」やブログサービス「はてなブログ」などを運営するほか、法人向けサービスも手がけている。16年2月には東証マザーズに株式上場を果たした。近藤氏は同社株式の過半数を保有する筆頭株主。 関連記事 「ニコ動」有料会員、さらに減少続く 「ニコ
テレビの信頼度は過去最高、ネットは過去最低に――博報堂がこのほど行った、小学4年生~中学2年生を対象にした調査「こども20年変化」で、こんな結果が出た。 首都圏の小学4年生から中学2年生の子どもを対象に、1997年から10年ごとに、ほぼ同じ質問内容でアンケート調査しており、2017年は、2月15日~3月21日にかけ800人(各学年160人)に調査した(訪問留置自記入法)。 17年の調査結果では、メディアの信頼性について、「テレビの話は本当のことが多い」と答えた子が71.3%と過去最高に。「インターネットの話は本当のことが多い」は29.0%と、10年前の40.8%を大きく下回った(97年はネットについては未聴取)。 流行への興味は低下。「はやっているもの(こと)を人よりも早く知りたい方だ」は45.9%と過去最低だ。新商品への関心についても、「流行に関心がある」は55.4%、「新しい商品が出る
元東京都知事で作家の猪瀬直樹氏がTwitterに投稿したWebブラウザの画像に、大手アダルト動画サイト「Xvideos」のブックマークが含まれているとネットで話題になった。猪瀬氏は「以前、週刊誌の記事で紹介されたサイトをメモ的に残していたもの」と釈明。ネットで騒ぎになり「驚いた」という。 画像は28日、猪瀬氏が公式Twitterに投稿したもの。「ニコニコ生放送」の猪瀬氏公式チャンネルで配信したシンポジウム「禅とマインドフルネス」について、視聴者の反応が良かったことを報告するツイートで、ニコ生の再生画面をノートPCのWebブラウザごとスマートフォンで撮影し、投稿していた。 Webブラウザはブックマークバーが表示された状態で、「XVideos Home」がブックマークの最初に入っていた。Xvideosは世界最大級の無料アダルト動画サイトで、無修正動画や権利者に無断で投稿されたとみられる動画も掲
動画配信サイト「Hulu」の日本版が5月17日にリニューアルし、URLが「hulu.jp」から「happyon.jp」に変わる。なじみのあるドメインをなぜ今、変更するのだろうか。Hulu日本版を運営するHJホールディングス(日本テレビ放送網子会社)に理由を聞いた。 日本のHuluは、米Hulu日本法人が2011年にスタート。14年に日本テレビ放送網が事業を譲り受け、日テレ子会社のHJホールディングスが運営している。 これまで米国のシステムを使用していたが、5月17日にリニューアルし、日本のシステムに全面移行する。新システムでは、PCだけでなくスマートフォンやタブレットでもリアルタイム視聴ができるようになるほか、検索機能を強化するなどさまざまな改善を加える。 リニューアルに伴い、米Huluが保有する「hulu.jp」から、HJホールディングスで取得した「happyon.jp」にドメインを変更
ミネベアとミツミ電機は12月21日、経営統合に合意したと発表した。2017年4月に新会社「ミネベア ミツミ」が発足する。ベアリングなどのミネベア、電子部品のミツミという「業種こそ近いものの重なり合う部分が少ない」両社が本格的に協業することで「量産、販売、調達、製品開発の面で大きなシナジーを創出することができる」としている。 ミネベアとミツミで株式交換を行い、ミネベアが持ち株会社「ミネベア ミツミ」に移行。ミツミは法人格を維持したまま持ち株会社の傘下に入るでの統合を検討する。ミネベア ミツミの代表取締役会長兼社長にはミネベアの貝沼由久社長、代表取締役副会長にはミツミの森部茂社長が就く。 2015年3月期のミネベアの売上高は5006億円・営業利益は601億円、ミツミは売上高1530億円・営業利益9億5200万円。統合で、ミツミの開発技術と製品をミネベアの内製組み立て装置や金型設計・製造力、海外
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)で著作権侵害の一部を非親告罪とすることで合意したのを受け、文部科学相の諮問機関・文化審議会 著作権分科会の小委員会は11月4日、同人誌などに代表される2次創作は非親告罪化に含めない方向で議論を進めることでまとまった。 映画や音楽CDの違法コピーによる海賊版以外に非親告罪化を含めることに対し、日本音楽著作権協会(JASRAC)など権利者団体を含め慎重な意見が相次いだため。 TPPでは、「故意による商業的規模の著作物の違法な複製等を非親告罪とする。ただし、市場における原著作物の収益性に大きな影響を与えない場合はこの限りではない」(文化庁資料より)として、著作権侵害のうち「複製等」について、権利者の告訴を不要とする非親告罪化とすることで合意した。映画などコンテンツが主産業の1つである米国が海賊版対策として要求していたとされる。 これに対し国内では「非親告罪化が
データストレージ分野では、HDDの大容量化やクラウドサービスの普及に伴い、光記録メディア製品の市場は縮小傾向にある。同社はこれまで光記録メディアの原価低減や生産性の向上といった施策によって収益性の改善に努めてきたとしながら、想定を超える市場の縮小、原材料の高騰などにより収益改善が困難と判断して撤退を決定したとしている。 2015年12月末で記録製品の調達業務を、2016年3月末で販売業務を終了する予定。今後は、電子部品に経営資源を集中して事業構造を変革し、収益体質の改善に取り組む。なお、事業撤退による影響は現時点において軽微と説明している。 太陽誘電は1988年から続く光記録メディアメーカーの老舗。「日本製」をうたい、高品質な製品でユーザーから高い評価を得ていた。
東北新社は4月21日、「サンダーバード」50周年を記念した新テレビシリーズ「THUNDERBIRDS ARE GO」の日本国内放映権などを獲得したと発表した。今秋から地上波テレビでの放送を予定している。 1965年に英国で(日本では翌年から)放送が始まった特撮シリーズ。新シリーズでは人物とメカをCGアニメーションで、背景の一部はミニチュアセットを組んで撮影する手法を採用。英国では今月から放送が始まった。 東北新社は同シリーズについて国内の権利を長年運用してきており、新シリーズでも放映権とビデオ化権、商品化権をITV Studios Global Entertainmentから取得した。地上波放送に向けてさまざまな企画の展開を予定しているという。
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