どうもTPP参加反対のエントリーを繰り返し起こしているので多くの読者に誤解を与えているようですが、以前も語りましたが、当ブログは自由貿易を肯定しています。 自由貿易はすべての国にとって基本的にはメリットがあることは、何も経済学の教科書を紐解かなくても、戦後日本の奇跡の経済復興、あるいは改革解放後の中国経済の目覚しい発展を見れば、誰も否定はできないことでしょう。 もし中国が蠟小平の指導体制の下で、1978年12月に開催された中国共産党第十一期中央委員会第三回全体会議で提出した対外開放政策を仮に取っていなければ、今日のような経済発展は望めなかったでしょうし、10億の人民を抱えた最貧国として北朝鮮のような停滞を余儀なくされていたかもしれません。 では、なぜTPP参加に反対なのかといえば、今の日本にTPP参加は経済的にマイナス要因しか考えられないからです。 日本経済は今は平時ではない、ただでさえ戦