医薬品の許可を受けずに「がんや糖尿病に効く」などとうたい、効能のない水を都内の販売店に卸したなどとして、鹿児島県の清涼飲料水製造会社の経営者など4人が薬事法違反の疑いで逮捕され、警視庁は、2年間余りで1億5000万円を売り上げていたとみて調べています。 警視庁の調べによりますと、去年9月までの9か月余りの間に、医薬品の許可を受けずに「がんや糖尿病に効く」などとうたい、水を都内の販売店に卸したなどとして、薬事法違反の疑いがもたれています。 山崎容疑者は「濱田教男」と名乗り、温泉水にマグネシウムなどを混ぜて沸騰させた効能のない水を「濱田教男の濃縮溶液」という商品名で、1本5000円から1万円ほどで、インターネットや全国の120か所余りの店を通じて販売していたということです。警視庁は、4人が、去年8月までの2年間余りで1億5000万円を売り上げていたとみて調べています。 調べに対し山崎容疑者は「