トップニュース「連載を落とすなんてもってのほか」さいとう・たかを『ゴルゴ13』は「オチ」を先に決める、その利点とは? 『ゴルゴ13』の生みの親、劇画家のさいとう・たかを氏が、画業60年周年を迎えた。4月5日には、本作180巻目となる『ゴルゴ13 ギザの醜聞』(リイド社)が発売された。そこで、さいとう氏に青年コミックの原点とも言うべきさいとう劇画の世界と、『ゴルゴ13』などについて語ってもらった。 青年コミックの原点 画業60年ということは劇画家としての還暦です。私自身も今年で80歳――傘寿です。私は19歳でデビューしてから28歳までずっと貸本の世界で仕事をしてきました。本屋さんで売っている本ではなく、貸本屋さんで借りて読むんです。読者は、工場や商店で働くために地方から都会に出てきた若者が中心でした。ところが、オリンピック前ころから貸本の世界はどんどん斜陽になっていきました。 せっかく人口が
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