<<社会政策学者・阿部彩氏と、貧困の現場を取材してきた鈴木大介氏の「本音の貧困論」。その本音を語り合った『貧困を救えない国 日本』(PHP新書)では、視聴者の見たいものを見せる貧困報道の問題点も追求している。その覚悟の本音トークの一節を紹介する。>> ※本稿は阿部彩,鈴木大輔著『貧困を救えない国 日本』(PHP新書)から一部抜粋・編集したものです 当事者である子どもを安易にテレビに映し出してはいけない (鈴木)ネットメディアやSNSの問題の一つとして、テレビの一部を切り取ってネット上で炎上するというケースが挙げられます。 実際に番組や報道を見た人の「こんな発言があった、こんな描写があった」というツイートとかを共有して拡散して、元の番組を見ていないのに感情的に批判したり炎上するんです。 もともと問題含みのものも少なくないマスコミ報道を、さらに曲解したものが大きなイシューを持つようになるという
![なぜ貧困家庭の冷蔵庫はモノであふれているのか | PHPオンライン 衆知|PHP研究所](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/49841b88404da7d37f03c153bc97e93808c74798/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fshuchi.php.co.jp%2Fuserfiles%2Fimages%2F2018%2F01%2F181022abeayasuzukidaisuke2.jpg)