かつて過熱していた特別買収目的会社(SPAC)市場が冷え込んでいる。 SPACのパフォーマンスに連動する上場投資信託(ETF)のうち、最大級の2本が上場来安値かその近辺で推移している。 「デファイアンス・ネクスト・ジェン・SPACデライブドETF(SPAK)」は11日に一時4.1%下げ、年初来下落率が約20%に拡大した。「モルガン・クリーク・エクソス・SPACオリジネーテッドETF(SPXZ)」は1月に上場してからの値下がり率が約30%。ハイテク株の押し目買いが入り、その後下げ幅は縮小したが、SPACや他の一部の投機的な市場は、依然として市場全体の指数に後れを取っている。 これらETFの下落は、SPACへの投資意欲の低下を浮き彫りにしている。これには2つの重要な転換点が背景にある。SPACの買収対象候補を含む成長株からのローテーションと、個人投資家からの資金流入の減少だ。 ステート・ストリ
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