ブックマーク / jp.ign.com (32)

  • 「2023年最低」と話題になった「キングコング」のゲーム、パブリッシャーから開発期間が1年しか与えられていなかったことが判明

    「キングコング」の新作アクションゲーム『Skull Island: Rise of Kong』が発売された際、IGNは、お粗末なゲームプレイ、PS2時代を思わせるグラフィック、奇妙なバグがあったことからSNSで「2023年最低のゲーム」扱いされていることを報じた。しかし、このように言われてしまったのは、開発期間が1年しかなかったことが原因のようだ。 The Vergeの報道によると、チリのサンティアゴに拠点を置くインディースタジオであるIguanaBeeの開発チームは、2022年6月から開発を始めて2023年6月2日に完成させる1年間の納期で、作をゼロから開発するという契約をGameMillと結んだという。ある開発者は、期日に間に合わせるためのクランチ(強制的な長時間労働)は2月から格的に始まったと述べている。 匿名を条件にThe Vergeの取材に応じた人物は、同社が販売するライセン

    「2023年最低」と話題になった「キングコング」のゲーム、パブリッシャーから開発期間が1年しか与えられていなかったことが判明
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    filinion 2023/10/23
    木こりのジレンマみたいな。原作つきゲームが納期がタイトで駄作になりがちなのはファミコンでもそうだった。あれからコンピュータの性能は何千倍にもなったのに、人間は同じ愚行を続けている…。
  • スト決行の米俳優組合、俳優とAIについてハリウッドのスタジオから行われた衝撃的な提案内容を明かす

    SAG-AFTRA(米映画俳優組合)が正式にストライキの決行を発表し、俳優たちが契約交渉において特に懸念している問題について、日行われた記者会見で組合のリーダーがよりくわしい内容を明かした。その問題とは、AIだ。 俳優の同意や補償なく、AIベースの技術でその肖像を使用することに対する保護が、SAG-AFTRAの大きな争点であることはこれまでも伝えられてきた。しかし、日の記者会見で、SAG-AFTRAの事務局長を務めるダンカン・クラブツリー=アイルランドは、AIに関するハリウッドのスタジオからの提案ついてさらなる詳細を明かした。これはかなり衝撃的な話だ。 ハリウッドのスタジオを代表して交渉にあたるAMPTP (映画製作者協会)から出された、俳優のデジタルの肖像を保護するための「革新的な」AIの提案とはどういったものなのか、質問を受けたクラブツリー=アイルランドははっきりと答えている。 「

    スト決行の米俳優組合、俳優とAIについてハリウッドのスタジオから行われた衝撃的な提案内容を明かす
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    filinion 2023/07/16
    3Dスキャンすることが問題なのではなくて、そのモデルを事務所側が無料で自由に使えるという契約が邪悪。使用するたびに本人の許諾と使用料の支払いが必要、というのが当然では。
  • 『Cult of the Lamb』を遊んで考える「もはや“ローグライト”は再定義しなければならないのでは?」という疑問

    昨今のインディーゲームでは「ローグライト」というジャンルが流行っている。このジャンルの人気はかなりのもので、筆者がたまたま遊んでいた『Cult of the Lamb』もその作品に該当する。 『Cult of the Lamb』は、うんこを拾いまくり信者を生贄にしまくるカルト教団経営シムと、入るたびに構造が変わるダンジョンに挑むローグライト・アクションの要素を兼ね備えた作品だ。乱暴にいえば「きたないどうぶつの森」といった内容で、2022年8月18日にリリースされわずか数日で100万を突破した人気タイトルだ。 作はIGN JAPANのレビューで8点を記録しており、確かに楽しいゲームだ。しかし、遊んでいると「ローグライトってなんだ?」とばかり考え込んでしまう内容でもある。 そもそも「ローグライト」というジャンルは流行しているものの、かなり曖昧な言葉だ。定義がゆるいだけでなく、“同じジャンル

    『Cult of the Lamb』を遊んで考える「もはや“ローグライト”は再定義しなければならないのでは?」という疑問
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    filinion 2022/08/30
    ランダムダンジョンがあれば何でも「ローグライト」扱いされてるけど、今後、プレイヤーに合わせたダンジョンやミッションをAIが生成するゲームがどんどん増えて、非ローグライトの方が希少になる気がする。
  • 『星のカービィ ディスカバリー』のマップ制作には「 プロシージャル地形生成」が活用、自然な地形を限られたコストで実現【CEDEC 2022】

    「星のカービィ」シリーズといえば2Dアクションのゲームであったが、最新作である『星のカービィ ディスカバリー』 では3Dアクションに変化している。こうなると当然ながら制作体制も変化し、スムーズに作れる環境を整えなければならない。 さまざまな面でコストの増加が考えられるが、特に増大すると予想されていたのが地形の作成・調整である。立体的なゲームになれば見える場所も行ける場所も増えるわけで、制作の手間が数倍にも膨れ上がるだろう。 セッションの講演者、ハル研究所のエンジニアである加藤歩氏。 そこで『星のカービィ ディスカバリー』 開発チームでは、Mayaを使用して地形を自動生成する「プロシージャル地形生成」を採用した。ゲーム開発者が集まるカンファレンス「CEDEC 2022」ではこの件に関する講演「『星のカービィ ディスカバリー』 プロシージャル地形生成への取り組み」が実施され、いかにマップの自

    『星のカービィ ディスカバリー』のマップ制作には「 プロシージャル地形生成」が活用、自然な地形を限られたコストで実現【CEDEC 2022】
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    filinion 2022/08/28
    半自動、という感じかなあ。「人間はより創造的な作業に集中できる」っていう話の珍しい実例かも知れない。
  • 【PCゲーム極☆道】第121回『PANELKI』 雪に覆われたロシアの団地で、雪かきやゴミ回収などを行う鬱屈青春ゲーム

    暑い。今にも倒れてしまいそうな暑さをいかがお過ごしでしょうか?エアコンの効いた部屋でゆっくりする。避暑地へと出かける。アイスをべる。みなさん思い思いの方法で涼をとっておられると思います。 ということで、みなさんのまだ知らないかもしれないPCゲームの世界を紹介する「PCゲーム極☆道」。今回はそんな暑さに対抗して、めちゃくちゃに寒そうなゲーム『PANELKI』をご紹介。これをプレイすれば、きっと心も寒くなる! 『PANELKI』はロシア・サンクトペテンブルグの個人開発Alexander ”D1EGO” Gromykoさんが開発したゲームで、2022年3月5日に発売されたゲームです。ゲーム内の一部に登場するグラフィティはYuri Usachevさんが、BGMはViktor FoulmbevskiiIさんが担当しています。発売から少し時間は立っていますが、先日の2022年7月16日に大型DLC

    【PCゲーム極☆道】第121回『PANELKI』 雪に覆われたロシアの団地で、雪かきやゴミ回収などを行う鬱屈青春ゲーム
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    filinion 2022/07/31
  • ゲーマーはなぜNFTが嫌いなのか?

    「自分が実際に触れたことはないけど、やたら目にする流行語」の代表格であるNFTはゲーマーの身の近くに迫っている。ゲーム会社が新たなビジネスとしてゲームに関連したアセットやアイコンをNFTアートとして販売するだけでなく、大手ゲーム会社がNFTゲームの研究を進めたりベンチャー企業がNFTゲームの開発・運営を始めたりしていることは連日のように報道されている。 地域によってNFTゲームへの反応はさまざまだ。日ではまだNFTゲーム自体がそこまで注目されていないため、日のゲーマーはNFTゲームに対して肯定も否定もしようがないといったところだが、欧米圏のゲーマーとゲーム開発者は明確にNFTを敵視して排斥しようとしている。いったいなぜこんなことが起きているのか、そもそもNFTゲームとはなんなのだろうか? NFTとはなにか? 非代替性トークンことNon-Fungible Token、通称NFTはブロック

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    filinion 2022/07/03
    記事中にあるとおり「Play to Earnって最終的に誰が金を払うの?」問題があり、現状ではRMTを使ったポンジスキーム(環境破壊つき)に過ぎない。普通にゲームを楽しみたい人間が好きなわけがない。
  • 初公開画像多数!『昭和米国物語』で中国人が描く昭和66年のアメリカはとにかくぶっ飛んでいて、そして色っぽい

    「特にリサーチなどはしていません。私達なりのイメージで、日文化や昭和のテイストに浸されたアメリカを描きたかったので」 『昭和米国物語』のクリエイティブディレクターを務める羅翔宇氏はこのように語る。今年1月に公開されたトレーラーを見たことのある人なら、この発言には多少なりとも驚きが伴うはずだ。作は中国の開発スタジオNEKCOM Gamesによるゲームで、舞台は日文化的植民地となった昭和66年のアメリカという架空の設定。鯉のぼりや地蔵に彩られたアメリカ。自由の女神が着物を身に纏い、ゴールデン・ゲート・ブリッジ(金門橋)には「金」と書かれた大提灯がぶら下がっている。 昭和の風味が詰まった看板やチラシ。平成3年=昭和66年に登場した大事MANブラザーズバンドの名曲「それが大事」をテーマ曲に選んでいるところも含めて、日や昭和の文化を熟知したクリエイターによるゲームという印象を受けたのは私

    初公開画像多数!『昭和米国物語』で中国人が描く昭和66年のアメリカはとにかくぶっ飛んでいて、そして色っぽい
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    filinion 2022/05/03
  • 実写映画版『耳をすませば』の公開⽇が10⽉14⽇に決定!原作の実写化に加え、雫と聖司の10年後も描写

    『耳をすませば』は柊あおいによる漫画。1989年に少⼥コミック誌『りぼん』で発表されたあと、1995年にはスタジオジブリによるアニメ映画版も劇場公開された。 アニメ映画版では高校受験を控える月島雫が、バイオリン職人を目指す同級生の天沢聖司に徐々に惹かれていく様子を描いた。2人の恋愛模様は限りなくピュアなもので、観る者に初恋を思い起こさせる。スタジオジブリ作品のなかでも高い人気を誇り、実写映画化が発表された際には話題になった。 実写映画版では、雫と聖司の中学生時代のほか、そこから10年が経過したオリジナルストーリーも描かれる。10年後を「現在」、中学生の時を「過去」として、二重構造で物語が展開されていく。⼤⼈になった雫を清野菜名が演じ、大人になった聖司を松坂桃李が演じる。 追加キャストとして、中学⽣の雫を安原琉那が、聖司を中川翼が演じることが発表された。監督は『ROOKIES 卒業』や『僕だ

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    filinion 2022/04/14
    あの作品はあそこで終わるから名作なのであって、10年後に二人の関係が続いていてもいなくても見るには辛いのでは。うまく描けたら奇跡だけど、けものフレンズ2みたいな呪われた続編になりそう…。
  • ゲームにおける精神疾患の誠実な扱いとはなにか?――精神疾患の当事者による『NEEDY GIRL OVERDOSE』に感じる問題点

    NEEDY GIRL OVERDOSE』をプレイしていると、薬物や精神障害をとてもカジュアルに扱うことへの違和感が拭えなかった。一言でいうと作の精神疾患と服薬の取り扱いは不適切で、精神疾患を患う者を見世物として描いているからだ。 見世物にされる “精神を病み、薬を飲むかわいい女の子” 『NEEDY GIRL OVERDOSE』はWindows XPを模したOS「Windose20」という疑似パソコンのデスクトップで、主人公の「あめちゃん」を “インターネットエンジェル”という超有名配信者に仕立てるべくパラメーターを管理しながら多様なコマンドを選択していく育成シミュレーションゲームだ。 作は話題の作品だが、ただ絶賛されてよい内容ではない。違和感を持つプレイヤーも確かにいる。私自身ここまで強く感じるのも、自分が双極性障害を患っているからだ。私だけではなく、半同棲中の婚約者もまた心の病を抱

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    filinion 2022/03/22
  • 日本の文化的植民地となった昭和66年のアメリカを描く中国産ゲーム『昭和米国物語』が発表!

    『Dying: 1983』や『DYING: Reborn』を手掛けた中国の開発スタジオNEKCOM Gamesによる新作RPG『昭和米国物語(Showa American Story)』が発表された。プラットフォームはPS4/PS5/PC。 舞台は昭和66年のアメリカで、強大な経済力を手にした日文化的植民地となっている。言うまでもなく架空の設定だが、日経済がピークを迎えていた昭和末期、多くのアメリカ人が恐れていたような実態がもしも当に起きていれば、というような設定と言えるだろう。鯉のぼりや招きに地蔵、それからラムネのような飲み物といった日的な要素で彩られたアメリカ。自由の女神が着物を身に纏ってしまう「if」の世界線は日人にとっても感慨深いものがありそうだ。 だが、作はそんな世界設定を真面目に描くというよりも、B級映画のような雰囲気だ。この世界には10年ほど前からゾンビや化け

    日本の文化的植民地となった昭和66年のアメリカを描く中国産ゲーム『昭和米国物語』が発表!
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    filinion 2022/01/08
    どこから突っ込んでいいのかわからんくらい濃密な何か。そしてこれが中国産ゲームというのが…。/鳥居をただのインテリアとして使うのは米国産ゲームでもよくあるので、勘違いジャパンなのかネタなのかわからん…。
  • 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のマルチプレイMODを開発した人に1万ドルの報酬を支払うというYouTuberが現れる

    あるYouTuberが、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のマルチプレイMODを開発した人に1万ドル(約113万円)の報酬を支払うという。 YouTubeで「ゼルダの伝説」関連のコンテンツなどを発信するクリエイターのPointCrowが、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のマルチプレイMODを開発した人に報酬を支払うとTwitterで明かした。 報酬を支払うというのはSNSではよく見かけることだが、PointCrowは、このMODを開発することに関してかなり真剣なようだ。このツイートとともに、報酬を得るために必要な条件をいくつか提示している。 上記のツイートで条件の全文が確認できるが、MODはマップ上のどこでもプレイ可能であることや、リリースの1~2週間前にPoinCrowが独占的にアクセスできること、また誰でも無料でプレイできることなどが条件として挙げられている。当初

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    filinion 2021/11/28
    一万ドルでマルチを実装できる人材がいたら任天堂が放っておかんだろうなあ…。
  • “脳拡張技術”による破滅の未来都市を探索するスマホADV『RatPark』を紹介【デジゲー博2021】

    デジゲー博2021が11月14日に開催された。これはインディーゲーム同人ゲームといった自主製作ゲームの見市である。イベントを眺めていると、ADVやノベルゲームといったジャンルがよく作られているのがわかる。プログラミングのような専門知識が少なくとも開発できるツールが数多いため、個人クリエイターや少数チームでも手を出しやすいのが、その理由だろう。 これらはとりわけストーリーやビジュアルを生かすことが得意なジャンルでもあるため。鮮烈なイメージを見せるタイトルも登場しやすい。その意味で、今回のデジゲー博で目を引いたのはスマートフォンのADV『RatPark』である。 『Ratpark』は “脳拡張”をジャンル名に掲げているとおり、SFらしい世界観を提示するがその物語は暗い。舞台は2050年。人間の精神を書き換える脳拡張技術が誕生した未来。東京の大深度地下には「ラットパーク」と呼ばれる都市が建設

    “脳拡張技術”による破滅の未来都市を探索するスマホADV『RatPark』を紹介【デジゲー博2021】
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    filinion 2021/11/16
  • キュートなドット絵のアンドロイドのカウンセリングアドベンチャー『バイナリ・シンドローム』【デジゲー博2021】

    アンドロイドカウンセリングゲーム 今は地味にエフェクト足したりセリフ音足したりしています 音推奨 #indiedev #pixelart pic.twitter.com/AlflKDSya1 — tyap@デジゲー博B-16 (@paper_hamu) September 17, 2021 作は青エビ研究所が開発するコマンド選択式アドベンチャーゲームだが、何よりもパステルカラーで表現される「pc-98リスペクト」のキュートなドット絵だろう。中央に立ち絵、下にテキストボックス、右に各種UIといった作りもクラシカルなアドベンチャーを思わせる。 昨今の日のインディーゲームでは『VA-11 Hall-A』や『2064: Read Only Memories』などの海外インディーゲームの影響か、逆輸入ともいえる古典的アドベンチャーゲームを作るクリエイターが増えてきた印象がある。現実の都市を

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    filinion 2021/11/16
  • もはや「ゲームの育成要素にNOを突きつけるべき時」が来ているのではないか ── 『DEATHLOOP』コラム

    『DEATHLOOP』は「限られた空間で、武器や能力を使い分け、設置された仕掛けや地形をうまく活用し、さまざまな戦略で攻略していくFPS」だ。いわゆるイマーシブシム(没入型シミュレーション)とも呼ばれる作品で、可能性がたくさん詰め込まれた夢のようなゲームといえる。 作はループする1日を脱出するため、その1日で対象の8人を殺すのが大きな目標だ。実際のゲームプレイでは4つのマップを何度もプレイするのだが、朝・昼・夕・夜といった時間帯やプレイ状況に応じて敵やアイテムの配置が変化、さまざまな戦略を試せるのがポイントとなっている。 評価の高い作品だけあって、たしかに序盤はおもしろかった。プレイヤーに対する指示が画面に直接テキストで出てくるという、大胆でありつつもストーリーにも深く絡んでくる演出も見事。「Dishonored」シリーズにも関わる作品でもあるため、ステルス系ゲームとして褒めるべき部分が

    もはや「ゲームの育成要素にNOを突きつけるべき時」が来ているのではないか ── 『DEATHLOOP』コラム
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    filinion 2021/09/26
    育成要素はやりがいをもたらすけど、究極的には「レベルを上げて強スキルで殴ればいい」になるので、手持ちのリソースで創意工夫するゲームとは相性が悪い、と。そこまでやり込む層を想定するかどうかのような気も。
  • 『Days Gone』のディレクターが「ゲームが好きなら定価で買ってほしい」と発言

    「視聴者が興味を持つかもしれない事柄について意見があります、中には怒る人もいるかもしれませんが」とガービンは返し、「ゲームが好きなら、定価で買ってほしい。ゲームをセールで買ったとかPS Plusで手に入れたなどと話すゲーマーを見た回数は数え切れない」と続けた。 それに対してジャッフェは、好きかどうかはプレイして初めて分かるのではないかと返した。 「そうではなくて、ただ私が言いたいのは、発売時に買わなかったゲームの続編が出なかったとしても文句を言わないでほしいということ」とガービンは述べ、「例えば、『ゴッド・オブ・ウォー』は発売時に何百万も売り上げただろうけど、『Days Gone』はそうではなかった。開発者個人としては、ソニーとは仕事をしていないので、どれくらい売れればいいのかは分からないが」と語った。 続けてガービンは、過去にPSP用ゲーム『Syphon Filter: Dark Mi

    『Days Gone』のディレクターが「ゲームが好きなら定価で買ってほしい」と発言
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    filinion 2021/04/20
    「セールで買うな」って話かと思ったら、「海賊版に手を出すな」って話だった。そりゃそうだよなあ…。
  • 『ファイナルファンタジーVII リメイク』のエンディングでは一体なにが起きたのか?

    ※​​​​​稿には『ファイナルファンタジーVII リメイク』および1997年のオリジナル版『ファイナルファンタジーVII』のネタバレが含まれるので、注意して読んでほしい。 『ファイナルファンタジーVII リメイク(以下、FF7R)』のエンディングは予想外で、ちょっと複雑で、そしてめちゃくちゃメタである。クレジットロールを見終わったばかりで、驚くべき新事実や原作からの変更点にまだ動揺しているのであれば、安心してほしい。動揺しているのはみんな同じだ。 黒い髪のソルジャーは誰なのか? 『FF7R』で残された最大の疑問は、ラストのカットシーンで登場する黒髪のソルジャーについてだ。字幕をオンにしていない人は、そもそも誰なのかもわからないのかもしれない。しかし、字幕では彼の名前が「ザックス」だと明かされている。そう、クラウドの過去の重要キャラクターであるザックス・フェアのことだ。 オリジナルの『ファ

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    filinion 2020/04/15
  • 『ダンジョン飯』に影響を受けた、ユルふわ4コマ系RPG『勇者の飯』が日本でも配信決定!

    韓国のTeam Tapasは自身が開発する『勇者の飯』を日でも配信するとアナウンスした。配信予定時期は2020年3月下旬で、価格形態は基無料だ。プラットフォームはiOS/Androidで、「予約トップ10」にてすでに事前登録がスタートしている。 作はIGN JAPANでも2018年に紹介していたゲームで、そのときのタイトル名は『勇者堂』になっていた。しかし、似たようなタイトルのゲームがすでにあったことから、最近になってタイトルは『勇者の飯』に変更された。タイトルはTwitterで行われた投票によって決まり、サブタイトルは「乙女たちよ料理で王国を救え!」になったとのこと。 『勇者の飯』は漫画『ダンジョン飯』から影響を受けた、料理がテーマのシングルプレイRPG作を一言で表すと、「まんがタイムきらら」のような絵柄で『ダンジョン飯』するユルふわ4コマ系RPGである。『ダンジョン飯』はR

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    filinion 2020/02/24
  • 実写版『キャッツ』を一足先に観た北米メディアが恐怖におののき発狂する――「不浄なポルノ」、「ホラーであり、忍耐力テストでもある」

    12月になった。今年一番のビッグタイトルが劇場にやってくる時が来たのだ。いや、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』ではない、実写版『キャッツ』だ。もっとも映画化に向いていないブロードウェイ・ミュージカルが、北米では12月、日では1月に劇場で公開される。先日『キャッツ』のワールドプレミアが北米で行われ、メディアの反応がSNSに投稿された。 MashableのAngie J. Hanは、『キャッツ』を観たあと社会への希望を失ったとコメントしている。 「『ジョーカー』でアーサーが『社会で生きる”まともな人間”になろうとするのを諦めた』と言って、自分のなかの悪を解き放つシーンがあるけど、『キャッツ』を観た私の感想はそんな感じ」 Lindsay Ellisは、『キャッツ』の制作陣が実際にを見たことがあるのか疑っている。 「『キャッツ』のたちは、ホルモンを爆発させている。それも(ジョー

    実写版『キャッツ』を一足先に観た北米メディアが恐怖におののき発狂する――「不浄なポルノ」、「ホラーであり、忍耐力テストでもある」
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    filinion 2019/12/19
    「実写版が劇場にやってくる」というので、「えっ? あれってアニメ原作なの? それともコミック?」とか混乱した。
  • 「スターリンがもし死ななかったら?」の宇宙開発時代を描くスペースコロニーシム『OP.1953』:デジゲー博2018

    『OP.1953』はデジゲー博2018にて、ひときわ独自の世界観を打ち出した作品だ。スマートフォンをプラットフォームに、宇宙コロニーを建設していくゲームである。宇宙空間で資源を集め、施設を増設していきながらコロニーを運営する。その一方で、地球では核戦争の危機を迎えていた。 『Downwell』以降、itch.ioなどで白黒のみで描いたピクセルアートのビデオゲームはしばしば見られるようになった。シンプルな力強さが魅力的だからだろう。だが『OP.1953』ではそれを、冷戦時代の不気味な宇宙開発時代に照らし合わせて見せる。 『OP.1953』の世界は仄暗い。1953年にスターリンが死亡せず、生き残った場合の世界が描かれており、アメリカとの核戦争の危機が高まっている時代を描く。その危機に怯えた人類の一部は、宇宙へと安住の地を求めたのだ。 プレイヤーは宇宙コロニーを拡大し、維持していくために資源を集

    「スターリンがもし死ななかったら?」の宇宙開発時代を描くスペースコロニーシム『OP.1953』:デジゲー博2018
  • SF史に残る(べき)ゲームたち:第23回『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』――「歴史修正」の善悪と功罪

    今回は、2017年に発売され、国内外で高い評価を得た日RPGである『ドラゴンクエストXI』を扱う。「えっ、ドラクエはSFじゃないじゃん」と思われる方が圧倒的多数だと思われるが、この連載ではファンタジーもSFの仲間として(科学技術が日常にあふれ出してきた時代において、科学技術を作中に取り入れたフィクションであるSFと、拒絶し「自然」を虚構的に取り戻そうとしたファンタジーとは、表裏一体の関係にあるものとして)論じてきたので、その観点から作も論じさせてほしい。 あえて「SF」と呼ぶとすれば、作は「時間SF」だろうと思う。科学的な理屈付けや装置そのものは登場しないが、時間を行き来する内容は、『イースⅧ』や『時をかける少女』などがそうであるように、SFが紡いできた物語群の影響下にあるものと思われる。「過ぎ去りし時を求めて」という、プルーストの文学作品『失われた時を求めて』へのオマージュをサブ

    SF史に残る(べき)ゲームたち:第23回『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』――「歴史修正」の善悪と功罪
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    filinion 2019/04/16
    実際に時間を遡ってホロコーストや南京虐殺を「なかったこと」にできるなら私も歴史修正に賛成しますが。殺された人々や遺族の悲嘆をそのままに「ありませんでした」って嘘をつくだけの「修正」だから問題なわけで。