ブックマーク / naturalist2008.hatenablog.com (2)

  • 扁形動物の社会性:吸虫の兵隊カースト - むしのみち

    ミツバチやアリなどの社会性ハチ類、そしてシロアリ類では、自らは繁殖しない階級(カースト)の存在が知られています(参考:真社会性)。例えば、ミツバチのワーカーは餌をとり幼虫の世話をしますが、自らは繁殖しません*1。繁殖するカーストとしないカーストでは形態的にも区別が可能です。例えば、シロアリや一部のアリでは、繁殖に関係せずコロニー防衛に特殊化した強力なアゴをもつ兵隊カーストが知られています。 このような形態的な差異をともなうカーストの存在は、ハナバチ、アリ、寄生蜂、シロアリ、虫えい形成アブラムシ、虫えい形成アザミウマといった昆虫類以外にも、海綿類に住みつくテッポウエビ、イソギンチャク、さらには哺乳類であるハダカデバネズミにも知られてきました。 カースト分化が進化しうる条件として、密閉した空間に血縁個体からなる集団(コロニー)を形成している状態があります。たとえば、寄生蜂の一種キンウワバトビコ

    扁形動物の社会性:吸虫の兵隊カースト - むしのみち
    filinion
    filinion 2010/09/24
    そんなに色んな動物にカーストが…。ハダカデバネズミとか名前は知ってるのに知らなかった。
  • 唐辛子が辛い進化生物学的な理由* - むしのみち

    先日、研究室のメンバーがランチに誘ってくれました。タイ料理、メキシコ料理、インド料理のどれがいいと聞かれ、特にべ物にこだわりはないので、どれでも良いと言ったのですが、選んでほしいとのこと。しかし、その選択肢の中にある意味をちょっと察して、最も辛い料理を、といったらインド料理に決まりました。 どれが最も辛いかなんて主観的な問題にすぎない気もしますが、いずれにせよ夏といえば辛い料理べたくなる人が多いのはなぜでしょうか。考えてみれば、熱帯地域の国の料理は辛いものが多い。 なぜ辛い料理が多いのか?身近な人に聞いてみると、「唐辛子には微生物に対する抗菌作用があるから」という研究者らしい回答がありました。熱帯や夏は暑いので、微生物の繁殖がおこりやすく、その貯蔵や保存に唐辛子が使われてきたという考え方です。 つまり、唐辛子の辛さに何らかの進化生物学的な適応的意義があるはずです。 南米ボリビアに生育

    唐辛子が辛い進化生物学的な理由* - むしのみち
    filinion
    filinion 2010/07/16
    印象論だなあ。データくらい示そう→http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0460.html。抗菌作用はショウガやワサビにもあるが…。/社会ダーウィニズムとか、人間界の出来事を進化で説明する説はほぼ疑似科学だと思っていい気がする。
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