「寒の戻り期」はこの項目へ転送されています。春に一時的に冬に逆戻りしたような気温になる現象については「寒の戻り」をご覧ください。 ヤンガードリアス(Younger Dryas)は、更新世の終わりのヨーロッパの気候区分[要検証 – ノート]で、亜氷期の期間である。ヤンガードライアス[1]、新ドリアス期[2]とも呼ばれる。また、ヤンガードリアス期の寒冷化はヤンガードリアスイベント(YD)とも呼ばれる[3]。 概要[編集] この時期は最終氷期の終了に伴う温暖期である「ベーリング/アレレード期」と呼ばれる亜間氷期の後に 1300 ± 70 年間[4]続いた気候寒冷期である。ヤンガードライアス期の年代は暦年代で1万2900年前 - 1万1500年前[5]、放射性炭素年代で1万1000年前 - 1万年前とされている。ヤンガードリアス期の後は完新世の「プレボレアル期」(亜間氷期)に移行する。 英語の“Y