トヨタ自動車が1日発表した立ち乗り型のパーソナル移動支援ロボット『ウィングレット』は、2007年3月に事業譲渡を受けたソニーのロボット技術が開発を促進することになった。 トヨタのパーソナル移動支援ロボットは従来、着座式のタイプで開発を進めていた。しかし、ソニーのロボット事業部門では、立ち乗り型の研究を進めていたことから、事業買収によって「開発が加速した」(内山田竹志副社長)という。 内山田副社長によると、ウィングレットにはトヨタのロボット技術で取得したものを含め約100件の特許技術が織り込まれているが、このうち約40件はソニーの技術開発によるものという。 ウィングロボットの開発スタッフは現在10人だが、出向者を含め7人がソニー出身者となっている。 《池原照雄》
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