ロシアのセキュリティ企業Kaspersky Labが配信したウイルス対策製品のアップデートにより、米国時間の2月5日にかけて、一部ユーザーがインターネットに接続できなくなる障害に見舞われた。 同社のユーザーフォーラムには、ネットに接続できなくなったという苦情が相次いだ。1万2000台のマシンで「Kaspersky Endpoint Security(KES)8」を使っているというユーザーは、「Webサイトへのアクセスに問題が生じたという電話がヘルプデスクにかかり始めた。KESでポート80のモニタをやめる設定にしたところ、Webサイトにアクセスできるようになった。KES8のアップデートを取り消すと、ポート80のモニタを有効にしてもブラウザに問題は起きない。アップデートの不具合か何かが起きているようだ」と報告。同じ問題を伝える投稿も多数掲載された。 数時間後には、「アップデートが原因となってW
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