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  • 考える生き方(finalvent 著) 感想その2 - 1811年から1817年のサイズミック・チャージ

    ある種の現実逃避かも知れないけれど、最近やたらと、生きること自体の意味を問うてしまう。いま楽しくとも、それが終わったらどうしようかとふいに虚しくなるのだ。遠足でもライブでも。あらゆるイベントについて、始まる前から終わったときのことを考える。 そして、人生もいつか終わる。そう、自分がいつか死んでしまう。それはもうどうしようもなく。いつか人類も、跡形も残らず......。なんてことだろう。許してはならないことのように思う。お馬鹿な話だけど、そんな傲慢な怒りがある。ああ、こんな。人生の意味なんてきっと無いよ。(ニーチェ嫁) 「人生の意味」なんていうと何か真理のようだけれど、誰もが満足するようなものなんてないはずだ。しかしながら、無いのは辛い。強いて言えばちょうど、マクガフィンのようなもの。それぞれの人生で、それぞれの物語を推し進めてくれるような。 そんなもの、結局、飽かずに考えて、生き抜いて、見

    考える生き方(finalvent 著) 感想その2 - 1811年から1817年のサイズミック・チャージ
    finalvent
    finalvent 2013/03/11
  • 考える生き方(finalvent 著) 感想その1 - 1811年から1817年のサイズミック・チャージ

    私はを読むとき、1冊だけを集中的に読むということがあまりない。10冊くらいまとめておいて、気分に合わせて取り替えながら読んでいる。いま、そんな併読ラインナップのなかに、ヴォネガットの『チャンピオンたちの朝』と、先日、finalventさんが上梓された『考える生き方』がある。巡り合わせを感じる。 * 「finalventの日記」を読み始めたのは私がまだ学生の頃だった。2005, 6年だったかな。当時は、死の恐怖が云々とよく書かれていたと思う。正直、何だか散漫で憂なおじいさんという感じであった。けれど、さほど厭世というわけでもなく、数学や哲学、政治、経済、料理、プログラミングに明るい頭のいい人なのだという印象。アカデミックとも思ったし、実際、教授か何かなのかな、と思ったこともあった。 そして、必要以上に自身を爺臭がるこの御仁を面白く思った。人生をやたらと省みる姿が魅力的であった。白石一文

    finalvent
    finalvent 2013/02/26
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