メジャー通算155セーブを挙げ、2019年にはセーブ王にも輝いたロベルト・オスーナのロッテ入団合意が報じられている。地元メキシコではすでに「入団決定」と報じているメディアもあり、新たな大物助っ人が来日することはどうやら間違いなさそうだ。「大物助っ人」と言っても、まだ27歳。しかし、オスーナは普通の人の何倍も“濃い”人生を送っている。激動に満ちた彼の半生を振り返ってみよう。 ロベルト・オスーナ・クインテロJr.は1995年2月7日、メキシコ西海岸のホアンホセリオスで生まれた。父はメキシカン・リーグで22年間も投げた元投手だが、オスーナの子供時代は農業を営んでいた。生活は苦しく、オスーナ少年は11歳の時に学校をやめて家業を手伝うようになった。 野菜を収穫する合間に父から野球を教わったオスーナは徐々に才能を発揮し、16歳の時にメキシカン・リーグでプロデビュー。直後に、契約金150万ドルという好条
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