中国人研修:時給350円、トイレ分は休憩減 5女性申告 この下着縫製会社は安い労働力なしに立ち行かない状況なのだろう。日本国内で労働法規を侵すくらいなら、海外に出て行って安い労働力を使えばいい話ではないか。こんな企業は日本にいらない、海外に出てってくれればいい。 規制緩和を是とする構造改革論者は、規制によって本来淘汰されるような企業や産業が温存され、それが日本の競争力を弱めると言う。しかし低賃金労働者を利用することによって本来淘汰されるべき企業や産業が温存されることについては無批判である。彼らのダブルスタンダードに無批判な外野席のノンポリ層も同罪と言える。 確かに、低賃金労働が前提の産業でも、なくなるよりは残した方が一時的には失業率を下げるのに役立つかも知れないが、そのような産業が国内に残れば日本の産業構造は弱くなるだけだ。 低賃金に依存した産業や企業は極めて脆弱である。少しでも景気が良く
衆院本会議で代表質問をする自民党の谷垣禎一総裁(右)=国会内で2009年10月28日午後1時5分、平田明浩撮影 衆院は28日午後の本会議で、鳩山由紀夫首相の所信表明演説に対する各党の代表質問を行い、政権交代後初めての与野党論戦が始まった。自民党の谷垣禎一総裁が最初に登壇し、民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)を「羊頭狗肉(ようとうくにく)」と批判。天下り禁止を掲げながら、元大蔵事務次官を起用した日本郵政の社長人事や、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画を巡る首相発言のぶれを指摘して「約束違反、言行不一致ばかり」と追及した。 自民党総裁による代表質問は94年5月の通常国会で、河野洋平総裁(当時)が羽田孜首相(同)に行って以来、約15年ぶり。 谷垣氏は鳩山首相の所信表明演説を「情緒的に過ぎ、理念先行で具体像がまったく見えない」と指摘した。その上で「『変える』のはこれからで、言葉ではな
関東地方と山梨、静岡、長野の10都県の知事らが集まる関東知事会が27日、前橋市であり、各知事から鳩山政権の政策について注文が相次いだ。一時中断しておこなわれた前原誠司国土交通相との意見交換会では、八ツ場ダム(群馬県長野原町)の事業費を負担する1都5県の知事が迅速で透明性のある事業の検証を求めた。 ●八ツ場ダム 前原国交相は意見交換会の冒頭、八ツ場ダムについて「マニフェストの方針は堅持しながら、治水と利水について予断を持たずに再検証する」と述べた。 こうした考えに対し、1都5県の知事からは「結論ありき」ではないダムの再検証を求める声があがった。 大沢正明・群馬県知事は「しっかりとした検証をしていただいて透明性のある答えを出してほしい。生活再建を遅滞なく進め、地元の人たちが未来を描けるようにしてほしい」と要望。 森田健作・千葉県知事は「徹底的な再検証も必要だが、地元の人たち
あれは、米国南部で開かれた日米関係フォーラムでのことだった。チャイナ・スクールで名高い在アトランタ日本総領事が、米国側参加者に向かって「日本は米中の架け橋になる用意がある」と手を差し伸べた。とたんに米国務省高官が、「対中外交は米国が独自に行うから結構だ」と振り切った。 2国間の外交に、第三国が割って入って「架け橋」になるとはおこがましいということだ。国益は自ら追求するもので、日本は自分の外交をしっかりおやりなさいと聞こえた。 鳩山由紀夫首相の所信表明演説を聞きながら、アトランタ総領事の気まずい顔を思い浮かべていた。演説は外交の基本を「架け橋としての日本」と位置づけた。「東洋と西洋、先進国と途上国、多様な文明の間の“架け橋”に」という。いつものように、首相の言葉は宙を舞うような心地よさがあった。 在京の各国外交団は首相の外交方針をどうとらえただろう。外交は国益のためにはウソもつく取引の現場だ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く