タイ国籍などのメンバーがいる女性グループ「BLACKPINK(ブラックピンク)」、中国や米国のメンバーがいる男性グループ「SEVENTEEN(セブンティーン)」など、K―POPアイドルの多国籍化が顕著だ。だが、これは韓国の芸能界だけの出来事ではない。韓国社会は実際に多国籍・多民族化が進む。韓国の2025年の学校調査によると、外国にルーツを持つ子どもは全国の小学校生徒の5%に上る。 1990年代以降、韓国では結婚で移住してくる中国や東南アジアの女性が増え、政府が外国人との共生を探るきっかけとなった。現在は結婚移住者の子どもが成人する時期に。国際結婚の家族は子どもを含めて「多文化家族」と呼ばれる。言葉の壁や差別が残る中、共生の試行錯誤が続いている。(年齢は取材当時、共同通信ソウル支局=富樫顕大) ▽2001年から7倍、女性が8割 韓国南西部長興は人口約3万4千人の農村地帯。フィリピン出身のアナ

