EMCジャパンのRSA事業本部は2013年4月25日、Facebookのページを使ってFaaS(犯罪者向けのクラウドサービス)を堂々と宣伝/販売/サポートしている例を発見したと発表した(写真)。これまでは地下に潜伏していた犯罪者向けマーケットがカジュアル化していると指摘する。 同社は2013年2~3月頃、Facebook上で犯罪者向けツールが直接売られているのを数件発見したとしている。取扱い品目はトロイの木馬型マルウエア「Zeus」のカスタマイズ版と、ボットネット管理ソフト。いずれも、インドネシア語を話すマルウエア開発者によって改変されており、Facebookページ上では、ソフトの提供/更新のほか、犯罪者向けの情報提供などが行われているという。 従来、こうした犯罪者向けのソフトウエアやクラウドサービスのマーケットは、見つからないように地下に潜伏していた。一方、今回登場した例では、堂々とFa