スマートスピーカーがテレビなどに反応して起動することがあるが、米Amazon.comは2月2日(現地時間)、リアルタイム音響指紋をAWSで解析することで、こうした動作を防ぐようにしたと発表した。 同社は、2月4日開催の「スーパーボウル」(米ナショナルフットボールリーグの王座決定戦)中継番組で90秒の同社の音声アシスタント「Alexa」のCMを流す予定だ。このCMの中では何度も「Alexa」というウェイクアップワードが発せられる。 この動画を実際に筆者のEcho Dotのそばで再生してみたが、Alexaは起動しなかった。 音声指紋をAWSのアルゴリズムで解析し、同じ音声に反応しないようにしているという。この方式は、このCMだけに適用されているのではなく、例えばバラエティ番組でタレントが「Alexa」と呼びかけるような場合でも起動回避が可能だとしている。 同社の音声認識担当ディレクター、マノジ