「今年の『InterConnect 2016』で感じる昨年との違いは2つ。デベロッパー(開発者)へのフォーカスを強めたこと、そしてスタートアップコミュニティの勢いを感じること」と語るのはサンディ・カーター氏。IBMで開発者コミュニティやスタートアップ企業の支援施策を担当するジェネラルマネージャーだ。 IBMのみならず、クラウドプラットフォームを提供するIT企業の大半は、開発者からの支持を集めるための施策に注力している。今回のInterConnectで発表された新サービスがそれにどう影響するか、IBM流の取り組みとはどんなものかをカーター氏に聞いた。 「Java開発者にも、Swiftやブロックチェーン技術を学んでほしい」 今回のInterConnectでは数多くの新サービスや新機能が発表されたが、カーター氏の個人的見解では「開発者視点で選ぶならば『Swift、OpenWhisk、GitHub