QNAPのNASデバイスを使用している場合、注意が必要だ。QNAP Systemsが5月14日(米国時間)、「eCh0raix Ransomware - Security Advisory|QNAP」において新しいセキュリティアドバイザリを発行した。セキュリティアドバイザリによると、QNAPのNASデバイスはeCh0raixランサムウェアの影響を受ける可能性があるという。 QNAPはユーザーに対し、次の感染防止策の実施を呼びかけている。 管理者アカウントをより強力なパスワードへ変更する IPアクセス保護機能を有効にし、ブルートフォース攻撃からアカウントを保護する デフォルトポートである443番および8080番の使用を避ける eCh0raix Ransomware - Security Advisory|QNAP セキュリティ上、強いといわれるパスワードはパスワード管理アプリなどを使うことで
QNAP Systems製のネットワーク接続ストレージ(NAS)を標的としたマルウェア「QSnatch」の感染が広がっているとして英米政府のセキュリティ機関が注意喚起を行った。ファームウェアの更新を阻害する機能も備えており、工場出荷時の状態へリセットするといった対策が呼びかけられている。 ワールドワイドにおける感染拡大を受けてサイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)とイギリスの国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)が連名で注意喚起を行ったもの。 問題の「QSnatch」は、QNAP製NAS向けのOS「QTS OS」を標的とするマルウェア。ファームウェアに感染し、情報を窃取してコマンド&コントロール(C&C)サーバと通信する。フィンランドの国立サイバーセキュリティセンター(NCSC-FI)が2019年10月にレポートを公表し、明らかとなった。 同問題を受けてQ
QNAP Systemsは、同社製NAS製品に影響を与えるマルウェアの報告を受けているとして、解析を進めている。同社ではできるだけ早急に対策を提供したい考えだ。 同社NAS製品で採用されている専用OS「QTS」に影響を及ぼすマルウェアについて報告を受けているとして、アドバイザリを公表したもの。 脆弱性を示すCVE番号は採番されていないが、同社ではアドバイザリの重要度を「高(High)」とレーティングしており、緩和策をアナウンスした。 具体的には、「Malware Remover」や同OS、NASにインストールされているアプリケーションを最新の状態に保つよう呼びかけている。ただし、「Malware Remover」のアップデート中に問題が生じた場合は、対策を待つよう求めた。 また今回の問題について、JPCERTコーディネーションセンターは、公開された内容以外の情報は得ていないと説明。開発元か
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