VM上でハニーポットとyaraiを動かし標的型攻撃を可視化、FFRI:プロキシとの連携で遮断も可能 フォティーンフォティ技術研究所(FFRI)は10月5日、標的型攻撃による外部への情報流出防止に焦点を絞ったゲートウェイ型のセキュリティ製品「FFR tabaru」を発表した。「おとり」を使って悪意あるサイト、マルウェア感染サイトとの通信を可視化し、機密情報の流出という被害を未然に食い止める。 FFR tabaruは、URLを巡回してWeb経由の標的型攻撃を検出し、可視化するための製品で、「tabaru Controller」と「tabaru Crawler」で構成されている。tabaru Crawlerの実体は、VMware vSphere 5上で動作する仮想マシンだ。この仮想マシン上に、脆弱性のあるおとり環境(ハニーポット)を構築し、その状態でさまざまなWebサイトにInternet Ex