解決策はこれまでもあったが…… 開発者が安全なコードを作成できるよう支援するツールは多い。学習に1~2カ月は必要となるような複雑な静的分析ツールや、クラッシュした場合の優先順位を決めることが可能な大規模なファジング、テイント解析、制約ソルバーなどだ。 開発者が安全なプラクティスを採用するためのガイダンスもある。セキュアな開発ライフサイクルや、コーディングガイドライン、何時間ものコードレビュー、トレーニング、脅威モデリングのガイダンスなどだ。 Microsoftによる改善もある。「Visual Studio」は潜在的な欠陥を強調する表示を出力する。同社はコンパイラを改善し、メモリ破壊を起こすようなエラーから開発者を守ろうとしてきた。 そもそもプログラミング言語がマズいのでは? それにもかかわらず、メモリ破壊バグは一向に減っていない。これは開発者に非があるのだろうか。 開発者の本分は、セキュリ
