Heartbleed(OpenSSLの脆弱性)、ShellShock(GNU Bashの脆弱性)、POODLE Bites(SSL3.0の脆弱性)など、2014年に入って立て続けにWebサーバーを脅かす深刻な脆弱性が見つかっている。こうした脆弱性に対抗するには「パッチの適用」がベストだが、脆弱性が見つかってからすぐにパッチが出るとは限らないし、稼働中のシステムに対して即座にパッチを適用するのが難しいケースもよくある。 そんなWebサーバー管理者の悩みに対して、一つの解となるのがWAF(Web Application Firewall)の導入だ。WAFを導入することにより、Webサーバー自体に脆弱性が残っていても手前で攻撃を見つけて止められる。実際にどれくらい効果があるものなのか、2014年10月29日から31日まで幕張メッセで開催された「第5回情報セキュリティEXPO」において、F5ネット