マカフィーは、アルゼンチンのブエノスアイレスでスターバックスの店内向け無線LAN(Wi-Fi)サービスを利用したところ、同Wi-Fiに接続したノートPCが仮想通貨の無断マイニング(採掘)に使われてしまった、という不正行為の例を紹介した。 この不正行為は、企業向けITソリューション企業Stensulの最高経営責任者(CEO)、Noah Dinkin氏がTwitterへの投稿で明らかにしたもの。同氏がスターバックスの店舗でノートPCをWi-Fi接続したところ、最初の接続時にログインした際なぜか10秒間の遅延が発生し、この間にビットコイン(Bitcoin:BTC)のマイニングが勝手に実行された、とツイートしたのだ。 これはスターバックスも寝耳に水だったらしく、調査を実施。店内Wi-Fiサービスのプロバイダがマルウェアに感染していたことが原因だったという。そして、Dinkin氏へのツイートにリプラ
世界のセキュリティ・ベンダーのブログから、押さえておきたい話題を取り上げ、紹介する。今回の1本めは、Wi-Fiネットワーク間で感染を広げるとされるコンピュータウイルス「Chameleon」について。スロバキアのイーセットがブログで紹介した。 Chameleonは、英リバプール大学電子電気工学およびコンピュータ学部の研究者らが開発したもので、実証実験の報告を公開している。ロンドンとベルファストで実験した模擬攻撃では、Chameleonは保護対策が甘いWi-Fiアクセスポイントを見つけてウイルス検出機能をすり抜けながら感染を広げ、感染したWi-Fiネットワークに接続されているすべてのマシンからデータを収集したという。 ネットワークセキュリティの教授であるAlan Marshall氏によれば、Chameleonはアクセスポイントを攻撃すると、アクセスポイントとしての機能には影響を与えず、そこに接
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く