ベンチャー企業のTRIARTと共同開発した「セキュアカメラ」が生産ラインで活用され、TRIARTではこれを使った販売もスタートさせている。 「レクサス」ブランド車の製造を担うトヨタ自動車九州は、九州工業大学発のベンチャー企業、TRIARTと共同開発したiOS対応アプリ「セキュアカメラ」を設備点検や自動車部品の検査などに利用している。iOS端末で撮影した画像や映像など機密性の極めて高いデータを保護しながら、業務効率化に役立てられるのが特徴だ。 セキュアカメラは、米Appleやモバイルセキュリティ企業のMobieIronなどのサポートを得て、トヨタ自動車九州とTRIARTが2014年2月に開発したもの。iPhoneやiPod touch、iPadなどのiOS端末のカメラ機能のセキュリティを強化するのが特徴で、同6月には従来の静止画に加えて動画にも対応。8月からTRIARTが「XCOA-COM」