ICT総研は2月12日、「インターネットバンキングのセキュリティ状況調査」の結果を発表した。2013年8月~12月の間、主要123行の銀行各社のホームページおよびネットバンキングサイトの、運営状況やセキュリティ評価を実施した(協力:ベルウクリエイティブ)。 まず、「インターネットバンキングサイト」について、利用されている証明書では、全体の75.8%が「EV SSL(Extended Validation Secure Sockets Layer)」と「SGC(Server Gated Cryptography)」の両方に対応済みだった。EV SSL証明書を取得している(認証レベルは高い)が、SGC非対応(暗号化強度が低い)は15.3%。逆にSGCのみ対応済みは8.1%。証明書なし(認証・暗号レベルともに弱いもの)は0.8%だった。 サービス提供会社については、NTTデータのサービス(Ans