米Appleが大々的に発表したiCloudは、エンドユーザーの熱狂とIT要員の頭痛の種が入り混じった反応を予感させる。「ITのコンシューマー化」とは職場と自宅との境界が崩れることであり、iCloudはまさにその実例となる。だが、これは明るい可能性を秘めていると同時に、セキュリティリスクも存在する。 関連記事 クラウドストレージの5つのベストプラクティス パブリッククラウド利用前に押さえておきたい4つのセキュリティリスク 調査結果から見る中堅・中小企業のクラウドセキュリティに対する懸念 調査から見えたクラウドの不安要素とセキュリティ強化への意欲 iCloudの到来により、Apple端末のユーザーは登録を済ませて自分の個人的なデータを全てAppleのデータセンターに転送し、いつまでも生かしておける。ありがたいことだ。しかし、Appleの携帯端末向け社内アプリケーションを開発している企業、そして
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