フリーランスライター、エディター。アスキーの書籍編集から、オライリー・ジャパンを経て、翻訳や執筆、取材などを紙、Webを問わずこなす。IT系が多いが、たまに自動車関連の媒体で執筆することもある。インターネット(とは言わなかったが)はUUCPのころから使っている。 そもそもコインハイブは「マルウェア」ではない コインハイブ(Coinhive)は、昨年9月ごろ公開されたサービスだ。ホームページによれば、広告に代わる新しいモデルとして、Webサイト閲覧者に仮想通貨のマイニングを実行させるというもの。この趣旨に賛同し、ユニセフ(オーストラリア)のサイトにも採用されているもので、ソフトウェア/サービスそのものに違法性や悪意はないものとされている。 コインハイブの利用サイトは数行のJavaScriptをサイトに埋め込む。そのサイトを閲覧したブラウザ上で当該スクリプトが実行されマイニングを行う。採掘され
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