Glassがある生活 筆者はGlassを、Google I/Oの数日前に入手しました(入手までの経緯は、前の記事「Google Glassが目指す先を示す、入手までの“エクスペリエンス”」を参照してください)。 Glassを使うと、写真を撮る枚数が明らかに増えるのがわかります。Glassは、カメラや携帯端末と比べて「写真を撮る」という障壁が、格段に低いと感じました。 通常のカメラ(携帯端末)だと、「あ、この写真を撮りたい!」と思ったときに「カバンやポケットから取り出す」、「電源ボタンを押して起動」、「構える」、「シャッターを押す」という作業が必要になります。 こういった準備の過程は、多少の面倒くささが伴うもので、筆者の場合、余程のことでなければ「写真を撮ろう」という気持ちにはなりません。また、せっかく撮影したいシーンに遭遇しても、カメラを準備している間に、シャッターチャンスを逃してしまうと
「Google Glassをかけた人をこらしめる方法はただひとつ--盗撮と疑わしき行為をした瞬間、そいつの顔めがけて、バケツ一杯の氷水を浴びせてやることだ」 ベータ版が一般向けに公開されて以来、Google Glassが成功するか、それとも失敗に終わるのかについて、すでに多くの議論が始まっている。期待値は、もちろん高い--「一度Google Glassを使った人は、Google Glassなしの生活には二度と戻れないだろう」と言い切る人もいるくらいだ。 しかし、その前に、もっと大切なことを考える必要はないだろうか。 Google Glassは、「プライバシーの未来」に対する、グーグル社からの非公式な声明だ。かつて、プライバシーの最大の敵はビッグブラザー(国民を極度に監視する独裁国家権力のこと。ジョージ・オーウェルの小説「1984年」から生まれた言葉)であり、その代表的なメディアは、旧式テレ
筆者は先日、Googleの開発者会議「Google I/O」(関連記事)に出席した際に、Google Glassを入手しました。その体験は、アップルストアで得られるものとはまた違った「エクスペリエンス」でした。それは、GoogleがGlassをどのようなデバイスと考えているのか、その思想を表しているように思われます。このレポートでは、筆者がGoogle Glassを手にするまでにしたこと、見たこと、体験したことをお伝えします。 Googleからの予想外のメール Google I/Oを約1週間前に控えたある日、予想外のメールが飛び込んできました。 “Glass Support”が差出人のそのメールのタイトルは“Glass Explorer Welcome Invite”。昨年のGoogle I/Oで申し込んでいたGoogle Glassを入手するチャンスが、ようやく巡ってきたとの知らせでした
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く