アプリの実行パフォーマンスの点では、App Storeでトップ10を狙うようなコンシューマーアプリとは異なり、業務アプリで求められる必要十分な速度を満たせば問題ありません。フレームワーク選定の際に、速度重視のJavaScriptライブラリー(Onsen UIなど)の採用を考慮することで、HTML5でも満足できる実行速度が達成できます。 それ以上に、次節の通り、開発時には下記にあるようなメリットがネイティブに勝ります。 HTML5が業務アプリに向いている理由 HTML5のメリットを一言で表現するならば、「つぶしが効く」というのが最も近いかもしれません。対応するOSの種類や画面サイズの広さもさることながら、使用技術やハイブリッド化によるネイティブアプリ作成まで、アプリ開発エンジンとしてHTML5は高い汎用性を備えています。 マルチプラットフォーム・スクリーンサイズに対応 HTMLを使えば、モバ
