アカマイ・テクノロジーズは2017年12月19日、同社のCDNサービスで同年第3四半期に観測したセキュリティ上の脅威をまとめた「インターネットの現状/セキュリティ」に関する説明会を開催した。乗っ取ったPCやIoTデバイスで大規模な不正ログインを試みるボットネットが高度化。攻撃先サイトを利用不能にする分散サービス拒否(DDoS)攻撃と並ぶ脅威となっているという。
Webコンテンツのインターネット配信ネットワーク(CDN:コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)世界最大手で、動画配信やWebサイトの高速配信などのインフラを提供する米アカマイ・テクノロジーズ。同社は2017年から、自動車のテレマティクスなどIoT向けインフラサービスを強化する。同社プレジデント兼ウェブ部門ジェネラルマネジャーのリック・マッコーネル氏にアカマイのIoTプラットフォームやその特徴を聞いた。 アカマイが提供するIoT向けインフラサービスの特徴は何か。 まずアカマイの特徴として、高度に分散化したプラットフォームが挙げられる。世界中に20万以上のサーバーがあり、3000以上の拠点、1600以上のネットワークが存在する。この分散化したプラットフォームこそIoTに適したプラットフォームだ。 この環境は、サーバーを中心に一元化した他社のプラットフォームとは異なる。企業のデータセンターやク
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く