「ただ乗りは無罪」。第三者の無線LANアクセスポイント(AP)を使ってインターネットにつなぐ「無線LANただ乗り」など、複数の罪に問われた被告の判決が2017年4月27日、東京地裁で言い渡された。検察が控訴しなかったため、大手新聞社などのメディアは「ただ乗りは罪に問えない」と報じた。これに対し電波行政を担当する総務省は5月12日、「ただ乗りは無罪ではない」と電波法第109条に抵触する可能性があると反論した。その主張は、苦しまぎれと言われても仕方ない。 WEPを使って暗号化していた 被告は、第三者のAPを使ってフィッシング詐欺を行い、第三者の銀行口座から自分の口座に送金していた。不正アクセス禁止法違反などで懲役8年の実刑が下ったが、無線LANただ乗りについては無罪だった。 悪用されたAPは通信の暗号化にWEPを利用していた。WEPは以前から脆弱だといわれていて、パソコンとAPの間でやり取りさ
特性が異なるWi-Fi接続、インターネット回線、クラウドサーバをSDNで一括制御 高遅延・低速から低遅延・高速まで多様なIoTサービス向けネットワークをカスタムメイド 屋内移動型ロボットのインターネット経由での遠隔操縦など、製造・物流での用途に期待 NICT、国立大学法人東京大学大学院情報学環(東京大学、総長: 五神 真)、株式会社KDDI研究所(KDDI研究所、代表取締役所長: 中島 康之)は、株式会社日立製作所及び米国ユタ大学(The University of Utah、ソルトレイクシティ市)の協力を得て、NICTが開発した仮想化Wi-Fiを含めた複数の仮想網で構成される有無線マルチドメイン仮想網の国際実証実験に世界で初めて成功しました。 本成果により、要件が多岐にわたる個々のIoTサービス向けに、異なる事業者からWi-Fi接続、インターネット回線、クラウドサーバ等を必要な容量で調達
ノマドワーカーに告げられた契約解除、歩き回って判明した原因:萩原栄幸の情報セキュリティ相談室(1/3 ページ) 個人事業主で企業のプロモーションなどをサポートしている人物から、「契約解除を告げられたが、理由は分からない」と相談が寄せられた。本人は気づかない日常行動の中にその原因が見つかったものである。 知人のA氏は、都内の自宅をオフィスにして、さまざまなクライアント企業のニーズに沿う企画や記事の執筆で生活している。筆者とは1年程前に異業種交流会でお会いした関係である。その彼から先日電話があった。実は、A氏はまず電話は使わない。普段のやり取りはメールかTwitterなので、ちょっとびっくりした。彼はこう話し出した。 「先月からB社とNDA(機密保持契約)を締結して、新製品における大々的な企画に参加している。ところが先日、B社に呼ばれた。契約の解除と私への損害賠償について弁護士と相談していると
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