プロクシー経由でインターネットへアクセスする際に、中間者攻撃を受けるおそれがある脆弱性が「FalseCONNECT」として公表された。WebKitを用いるブラウザでは、任意のスクリプトを実行されるおそれがあるという。 セキュリティ研究者のJerry Decime氏が公表したもの。 同氏によれば、プロクシーにおける認証機能の実装に問題があり、プロクシ経由で接続する際に認証情報を詐取されるおそれがあるという。 同氏は今回の脆弱性について「FalseCONNECT」と名付け、ウェブサイトを公表した。 具体的には、HTTPS通信においてもプロクシーに対する接続要求「HTTP CONNECT」が平文で送信されるため、アクセス先が秘匿されないほか、さらに平文により応答があり、これを「HTTP 407 Proxy Authentication Required」へ置き換えることで、認証情報を詐取するマン