ルーターなど、IoT機器の脆弱性は修正されないまま放置されることも多く、攻撃者がその気になれば簡単に悪用されてしまう現実が浮き彫りになった。 ルーターに存在する既知の脆弱(ぜいじゃく)性を突いて構築された大規模なbotネットのネットワークが、相次いで発見されている。ルーターが悪用されればサイバー攻撃の踏み台として利用されかねない。しかし、こうした脆弱性は修正されないまま放置されることも多く、攻撃者がその気になれば簡単に悪用されてしまう現実が浮き彫りになった。 技術情報サイトのBleeping Computerがセキュリティ企業のNewSky SecurityやQihoo 360 Netlab、Rapid7などの情報を引用して伝えたところによると、Huaweiのルーター「HG532」の脆弱性(CVE-2017-17215)を狙ったスキャンが2018年7月18日から観測され、その日のうちに1万