Catalin Cimpanu (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 2018-10-18 10:36 Secure Shell(SSH)の認証プロトコルをサポートする、知名度の高いライブラリ「libssh」に脆弱性が存在していることが明らかになり、米国時間10月16日にパッチがリリースされた。この脆弱性は、何千台という規模の企業サーバを危険にさらすものだ。 攻撃者はこの脆弱性を悪用することで、認証手順を迂回(うかい)し、パスワードを入力せずとも、SSH接続が有効化されているサーバにアクセスできるようになる。 具体的な攻撃手順は、libsshの認証手順を開始させるために通常用いられる「SSH2_MSG_USERAUTH_REQUEST」というメッセージの代わりに、「SSH2_MSG_USERAUTH_SUCCESS」というメッセージをSSHサーバに対して送信する