Windows Defenderは、「ランサムウェアの防止」というすばらしいセキュリティ機能を備えていますが、デフォルトではオフになっています。 ランサムウェアの防止がオフになっている理由「ランサムウェア」とは、あなたのデバイスをロックし、攻撃者に身代金を支払うまでデータにアクセスできなくしてしまうというマルウェア。なのに、デフォルトではオフになっているとは。 「ランサムウェアの防止」は、遡ること2年前の2017年10月に行われたWindows 10の更新で追加された機能であることを考えると、なおさら驚きです。 「ランサムウェアの防止」がデフォルトでオフになっている理由として一番考えられるのは、gHacksの記事が指摘するように、たびたび誤検知が発生する可能性があるからです。 これはもっともな懸念ですが、ランサムウェアに攻撃された際の被害を考えると、なんとかして自分のデータを守りたいという
マイクロソフト、Progressive Web Apps(PWA)をWindows 10のデスクトップで実行可能に。Windows 10はWindows、Linux、PWA対応のプラットフォームへ マイクロソフトはWeb技術を用いてネイティブアプリケーションのように動作するProgressive Web Apps(PWA)を、WebブラウザのEdgeにとどまらず、Windows10のデスクトップ環境でも実行可能にすることを明らかにした。 Windows 10は当然のことながらWindowsアプリケーションを実行可能なOSですが、Windows Subsystem for Linuxが新たに搭載されてLinuxアプリケーションのサポートも進められています。 そしてマイクロソフトはさらにWindows 10の守備範囲を広げようとしています。次はWeb技術を用いたアプリケーション、「Progre
このところ、複数のセキュリティ研究者らが、最近のWindows 10ではデフォルトで「Keeper」と呼ばれるパスワードマネージャがインストールされるようになったと言及している。 Googleのセキュリティ研究者は12月14日、「keeper: privileged ui injected into pages (again)」において、この事実を指摘するとともに、「Keeper」の該当するバージョンには脆弱性が含まれており、悪用されると保存されているパスワードが窃取される危険性があると説明している。 Keeperを提供しているKeeper Securityは問題を指摘したGoogleのセキュリティ研究者から報告を受けたとし、脆弱性を修正したバージョンを公開したことを「Update for Keeper Browser Extension 11.4.4|Keeper Security」にお
米マイクロソフトは2017年10月17日、Windows 10の最新版である「Windows 10 Fall Creators Update(1709)」の提供を始めた。Windows 10は半年ごとに大型更新をしており、4月上旬の「1703」以来となる。 いまだ多くの企業が使っているWindows 7はそのサポートがおよそ2年後の2020年1月に終了する。日本マイクロソフトの藤原正三エグゼクティブプロダクトマネージャーは「今、Windows 10に移行して損することは何もない」と訴えるが、移行を考えているユーザーはWindows 10の最新版である1709を見送って、半年後の大型更新版を待つ選択肢もある。1709はセキュリティ関連の機能を大幅に強化したが、企業がPCを運用するのに役立つ機能のいくつかは搭載されず、来春まで持ち越されたからだ。 仮想ブラウザーなど実装 1709で新機能として
2017年10月17日に一般提供が始まる「Windows 10 Fall Creators Update」は、Windowsの正式な機能としてLinux互換環境「Windows Subsystem for Linux(WSL)」を搭載する。Windowsストアから簡単にLinux OSを導入できる機能だが、つまずきやすい落とし穴がある。 Windowsの中でネイティブのLinux OSを動かせる「Windows Subsystem for Linux」。Fall Creators Updateから正式版になった。画面はUbuntuのもの。 導入までに必要な操作は、 Windows Subsystem for Linux(WSL)を有効化 Windowsストアからインストールして起動 ユーザーアカウントを作成してログイン の3ステップだ。いきなりWindowsストアで「linux」、またはL
こんにちは。日本マイクロソフトでWindows 10の技術営業を担当している山本築です。今回は、8月2日にリリースした「Anniversary Update」で追加された新機能「Windows Defender ATP(Advanced Thread Protection)」をご紹介します。 今や多くの企業にとって、標的型攻撃をはじめとするサイバー攻撃は、経営を揺るがしかねない脅威となっています。もし自分の会社が攻撃に遭ってしまったらどうすればいいのか――と対策を進める企業は多いのではないでしょうか。 これまでWindowsでは、端末への攻撃を未然に防ぐ機能をそろえてきましたが、Windows Defender ATPは“端末が攻撃され、マルウェアに感染した後”に重点を置いているのが特徴だと言えます。 マルウェア感染後に重点を置いた「Windows Defender ATP」 通常の標的型
7月29日、ついに「Windows 10」がリリースされる。IntelアーキテクチャのCPUを搭載するPC、いわゆる“Windowsマシン”のオーナーにとって待望のOSだが、今度のWindowsはそれだけではない。いわゆる「ワンボードコンピュータ」のオーナーにとっても、Windows 10は期待の存在なのだ。本稿では、「Raspberry Pi」を例に、Windows 10プレビュー版の導入事例を紹介する(全3回)。 「IoT」に範囲を広げるWindows、その課題とは 今年4月に開催された開発者会議「Build 2015」で、少し意外な発表があった。Windowsの次期バージョン「Windows 10」をワンボードコンピュータ向けに、「Windows 10 IoT Core」としてリリースするというのだ。こちらのURLへアクセスし、第2世代の「Raspberry Pi 2」(ラズパイ)な
Microsoftの目指す「IoT(Internet of Things)」とは? これまで「Windows 10(for PC)」「Windows 10 Mobile」といったPCやスマートフォン/タブレット向けOSに関する最新情報を多数紹介してきたが、今回はWindows 10におけるもう1つの主役と言える「Windows 10 IoT」に関する情報をまとめよう。 「IoT(Internet of Things)」は、昨今のIT業界で最も注目を集めているバズワードの1つだが、実のところIoTがカバーする領域は非常に広く、ベンダーによってその意味するところが異なっている点に注意したい。 Internet of Things(モノのインターネット)というように、PCやスマートフォンのようなスマートデバイスだけでなく、家電から自動車、ビルの設備、果ては単なるセンサー装置まで、ありとあらゆるデ
スクエニのデモすごかった!HoroLensも、Edgeも!見どころ多すぎで長文失礼!- Microsoft de:code基調講演後半レポート 白石 俊平(HTML5 Experts.jp編集長) 2015年5月26日から、マイクロソフトが主催するエンジニア向けカンファレンス「de:code 2015」が開催中です。 2日間に渡るカンファレンスでは、開発者向けのセッションがてんこ盛り。 この記事は、基調講演レポートの後半です。 Microsoft Azureの話題が中心だった前半(レポート記事)とは対照的に、後半はWindows 10やHoloLensなど、コンシューマ向けプロダクトの紹介が主でした。 よって、内容が派手!見栄えのするデモや、ぼくらが大好きなコードの話も出てきて、見どころ満載でした。 ジョ〜〜!!! 「前後半の合間に、ちょっとした息抜きをしましょうか。Power BIの勉強
2015年夏に予定されているWindows 10/Visual Studio 2015のリリースとともに、マイクロソフトはどこに向かうのか。その最新動向をキャッチアップしよう! 連載目次 「Build 2015」が米国サンフランシスコで2015年4月29日~5月1日(現地時間)にかけて開催された。「Build」は、マイクロソフトが開発者向けに最新情報を提供するイベントであり、近い将来(一年程度のスパン)にリリースされる予定の最新技術が発表される。その内容は多岐にわたり非常に膨大なものであるが、Build 2015の中から全ての開発者が押さえておくべきポイントを本稿では紹介しよう。 Build 2015のセッション内容はその録画とスライド資料がChannel 9で公開されている。また、国内では「de:code 2015」において詳しく紹介される予定だ。 【コラム】de:code 2015とは
昨日(2015年4月29日)、Raspberry Pi2版のWin10 Preview版がリリースされたようです。 今年2月のRaspberry Pi2発売時、Windows10がRaspberry Pi 2上で動作することが既にアナウンスされていましたが、今回、Insider Preview版が利用できるようになったようです。よって、Microsoftの解説(英語)をもとにWindows10 Insider Preview版のRaspberry Pi2 へのインストール方法をご紹介いたします(より詳細な手順は上記のMicrosoft社の解説をご覧ください)。 注意: RaspPi2へのインストールには、Windows 10 Technical PreviewのインストールされたPCが必要です。 用意するもの Windows 10 Technical Previewの動作しているPC Ra
MS、「Raspberry Pi 2」向け「Windows 10 IoT Core」プレビューを提供--「Arduino認定」Windows 10で提携も Microsoftは、「Windows 10」が今後3年間で10億台の端末にインストールされることを望んでいる。そこで米国時間4月30日、Windows 10を搭載できる端末として「Arduino」と「Raspberry Pi」を新たに迎え入れた。 Microsoftは、以前から待ち望まれていた「Raspberry Pi 2」端末向けの「Windows 10 IoT Core」のInsider Previewに加え、Arduino認定版Windows 10開発に向けた提携に関連して、「Universal Windows Platform」とArduinoハードウェアの間の橋渡しとして機能する一連のツールをリリースした。 Microsof
連載目次 Windows 10の正式リリースが、いよいよ近づいてきた。2015年の夏だと予告されている。開発者向けの詳細情報は、4月末からの「Build 2015」(米国)や5月下旬の「de:code 2015」(東京、下記のコラム参照)などで明らかにされるだろう。 Windowsストアアプリの開発は、Windows 10でどのように変わるのだろうか? ひと言でいえば、「ものすごく変わる!」。その膨大な情報が「de:code 2015」などで出てきたときに慌てることのないように、そろそろ予習を始めておこう。すでに、プレビュー版のVisual Studio 2015で開発を試せるようになっているのだ。 本稿では、最近のイベントにおけるマイクロソフトの発表内容やVisual Studio 2015のプレビュー版などから、Windows 10での新しいユニバーサルアプリ開発の概要について解説する
米Microsoftは4月29日(現地時間)、年次開発者会議「Build 2015」において、AndroidおよびiOSアプリをWindows 10に移植しやすくすると発表した。 Android/iOSアプリ用の新SDKを使うことで、アプリを「ユニバーサルアプリ」に移植し、Windows Storeで公開できるとしている。つまり、Windows搭載スマートフォンだけでなく、PCでもiOSやAndroidのアプリを使えるようになるということだ。 JavaとC++で構築したAndroidアプリは、そのコードをほぼそのまま流用できるという。開発者は既存のコードとAndroidのAPIに置き換わるWindows APIを使って、ライブタイルやWindowsの検索に対応するWindows 10のユニバーサルアプリを簡単に作れるとしている。 Build 2015の基調講演では、Microsoftのプロ
Microsoftが新OS「Windows 10」で採用する新ブラウザ「Microsoft Edge」が正式に発表されました。あらゆる垣根を乗り越えるという意味合いが込められているEdgeからはMicrosoftの本気度が伝わってきます。 Microsoft Edge http://www.browserfordoing.com/en-us/ Microsoft makes it easy for developers to port Chrome and Firefox extensions to Edge http://www.neowin.net/news/microsoft-makes-it-easy-for-developers-to-port-chrome-and-firefox-extensions-to-edge Microsoft's Edge browser can s
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