『浦島太郎』の続きだよ! そろそろ、亀さんが浦島太郎さんを乗せて竜宮城に連れて行くはずだよね? 国立国会図書館デジタルコレクション - 御伽草子. 第21冊 (浦嶌太郎) 【原文】 かくて、浦島太郎、其《そ》の日は暮れて帰りぬ。 又、次《つぐ》の日、浦の方へ出て、「釣りをせん」と思ひ、見ければ、遥かの海上に、小舩《せうせん》一艘《そう》浮かべり。 怪しミ、休らひ見れば、美しき女房、只《たゞ》一人、波に揺られて、次第に太郎が立ちたる所へ着きにけり。 浦島太郎が申しけるハ、 「御身いかなる人ひて坐《ま》しませば、かゝる恐ろしき海上《かいじやう》に、たゞ一人乗りて、御入り候《さふらふ》やらん」 と申しければ、女房言ひけるは、 「されば、さる方へ便船《びんせん》申して候へば、折節、波風荒くして、人 数多《あまた》海の中へ跳ね入られしを、心有る人有りて、身づから[自ら]をば、この端舟《はしふね》に乗
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