てんやの店舗(「Wikipedia」より) ロイヤルホールディングス(HD)が展開する「天丼てんや」の不振が止まらない。2月の既存店売上高は、前年同月比1.8%減だった。2018年1月に実施した値上げ以降、前年割れが目立つようになった。それ以降、不振が止まらない。18年1月から20年2月までの26カ月間で前年を上回ったのは、わずか3カ月だけだ。 18年1月の値上げでは6種類のメニューを10~50円引き上げた。売り上げの4割弱を占めるとされる「天丼並盛」は、500円から540円(税込み、以下同)に値上げした。また「定食のごはんお替わり自由」を廃止し、「追加料金なしで大盛り」に切り替えた。これ以降、客数・売り上げ減が顕著になった。 その後、19年4月に「定食のごはんお替わり自由」を復活させたほか、消費増税の際に天丼並盛など主力メニューを実質値下げし集客を図っている。だが、既存店売上高は回復して
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