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レヴィ=ストロース鎮魂のため数学野郎にお願い – 地下生活者の手遊び ううむ、地下猫さんが『科学がきらわれる理由』をおすすめされた背景では、そんなこと考えていたのか。これはちょっと予想外だった。 確かに『科学がきらわれる理由』は素晴らしい本だが、ダンバー数自体は「まあそりゃ限度のある要素の集まりには何かしらの限界はあるだろうねえ」ぐらいの受け取り方をしておけばいいものだろう。 少なくとも現時点で、具体的にその数に何かがある・その数から何かが言えると考えるのは、百匹目の猿現象みたいな純然たるオカルトとは異なるものの、六次の隔たりレベルの通俗科学でしかないと思うなあ。 まあそれはそれとして、 平面上にいくつかの点がある。点と点が線で結ばれている。1本任意の1点から出ている線の数はN。任意の2点を取り出すと、その2点は直接、あるいは、別の1点を経由してつながっている。このような状況が可能な点の個
http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20091104/1257322803 N=3 で10となる美しい作図法がありましたにゃ。びくーりだ。 N=3ではP=8が最適解、が通説とされていたダンバー数業界にとってこれは衝撃であった(大げさ)。 で、御他聞に洩れずP=8説で納得していた私もガガーンとなったわけでした。 ブコメで解も示されていて自分で作図確認して納得もしたのだけど、地下猫さんの「美しい作図」が気になって再考してみた。 私のように忍耐力のない人間には、数学は「解がある」と分かっているときと分かってないときで取り組む気力に大きな差が出る(笑)。 まあそれはいいとして、御覧下さい、こちらがP=10のエレガントな解でございます。 こりゃーすごいね。誰が見ても納得の美しさ。 私の考え方 私は当初、幾何学的アプローチを考えていたのだけど、まず「ある一点を考
レヴィ=ストロースが亡くなりましたにゃー。生きたまま即身仏になったのではにゃーかと思っていたけど、やっぱりニンゲンだったかー。 さて、僕の脳内のレヴィ=ストロース鎮魂のために*1、数学野郎・プログラム野郎どもにお知恵を拝借したく思いますにゃー。 お題は 平面上にいくつかの点がある。点と点が線で結ばれている。1本任意の1点から出ている線の数はN。任意の2点を取り出すと、その2点は直接、あるいは、別の1点を経由してつながっている。このような状況が可能な点の個数の最大値は? 知り合いの数学野郎に聞いてみたのだけど、一筋縄でいかにゃー問題みたいですにゃ。 で、 なんでこれがレヴィ=ストロースに関係があるかについては以下で説明しますにゃー。 ダンバー数とは? 「人間とは何か」京大霊長類研シンポジウムレポート(前) - 地下生活者の手遊び 「ありもしないものを見る」のが人間@京大霊長類研シンポレポ(後
【パリ=国末憲人】20世紀を代表する思想家で文化人類学者のクロード・レビストロース氏が死去したと、AFP通信が3日、出版社の情報として伝えた。100歳。今月28日には101歳の誕生日を迎えるはずだった。 同氏はパリ在住。メディアにはほとんど出ないが、健康で、旅行もしていたという。今年に入って一時健康を害したものの、頭脳の明敏さは相変わらずだったという。 昨年11月に同氏が100歳の誕生日を迎えた際には、地元フランスのサルコジ大統領が訪問して敬意を表した。大統領府によると、現代社会の今後についてサルコジ大統領と意見を交わしたという。様々な記念行事も催された。 レビストロース氏は構造主義の父といわれ、55年に発表した「悲しき熱帯」が人文社会科学全般に大きな影響を与えた。日本文化の愛好者としても知られる。 ◇ レビストロースさんは1908年、ベルギー生まれ。パリ大学で法学と哲学
1908年11月28日ベルギーに生まれる。パリ大学卒業。1931年、哲学教授資格を得る。1935年、新設のサン・パウロ大学に社会学教授として赴任、人類学の研究を始める。1941年からニューヨークのニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチで文化人類学の研究に従事。1947年末パリに戻る。1959年コレージュ・ド・フランスの正教授となり、社会人類学の講座を創設。1973年アカデミー・フランセーズ会員に選出される。1982年コレージュ・ド・フランス退官。2008年プレイヤード叢書(ガリマール社、フランス)全1冊の著作集Œuvres刊。2009年10月30日、100歳で逝去。著書『親族の基本構造』(1949)〔馬淵・田島監訳、全2巻、番町書房、1977/78、福井和美訳、青弓社、2000〕、『人種と歴史』(1952)〔荒川幾男訳、みすず書房、1970〕、『悲しき熱帯』(1955)〔川田順造訳
絵を見る、音楽を聴く、そして文学を読む…。現代の文化人類学を代表する著者は、20世紀ヨーロッパ精神を具現する人物でもあり、本書では、それまでの卓越した学問的営為によって到達した知見を踏まえたうえで「人間レヴィ=ストロースの風采が、フィロゾーフ(愛智者)としての面貌が、前景に出ている」(訳者)——たとえば、17世紀フランスの画家プッサンの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」と、プルーストの『失われた時を求めて』を並置して「時間」という問題を考え、あるいは、18世紀の聴衆を熱狂させたラモーのオペラ「カストールとポリュックス」の旋律と和音の革新性にあらためて驚嘆する、というふうに。 芸術は、人間の営みにどのような位置を占めるのだろうか? 創造の源泉は? 芸術の普遍性とは? 読者はきっと、レヴィ=ストロースの「思考の快楽」の魅力に浸り、それを共有する愉しみに次から次へと誘われることだろう。
【パリ時事】20世紀を代表するフランスの文化人類学者・思想家で、西洋中心型の近代的思考法を内側から批判する「構造主義」を発展させ、「悲しき熱帯」「野生の思考」などの著作で知られるクロード・レビストロース氏が10月30日死去した。100歳だった。家族に近い筋が3日、AFP通信に語った。 ブリュッセルでユダヤ系フランス人の画家の家に生まれ、パリ大学で法学と哲学を学んだ。1935〜39年サンパウロ大学に赴任し、ブラジルの先住民社会に関する民俗学的調査に没頭。41年、ドイツ占領下のフランスを逃れて渡米、構造主義の言語学者ヤコブソンと知り合い、影響を受けた。 ソシュール、ヤコブソンらの構造言語学の方法を文化人類学に導入、構造人類学を構築し、ブラジル滞在中の体験を盛り込んだ名著「悲しき熱帯」(55年)で脚光を浴びた。 59年高等教育機関コレージュ・ド・フランスの社会人類学講座の初代教授となり、「
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