スドー🍞 @stdaux 「電柱が墓標に」という発想はわりと素敵だと思うのだけど。いつか人類が絶滅したとき,地表に電柱が静かに林立する 2013-12-31 13:12:21 スドー🍞 @stdaux 『華竜の宮』に,遺伝子改造によって半植物化した人類が出てくる。地上に根を張り,光合成によって生き,無為のうちに千年を過ごす。死後,もし電柱に自我が残されるのだとしたら,そういう感じかもしれないね 2013-12-31 13:16:19
東京電力が海外の発電事業に投資して得た利益を、免税制度のあるオランダに蓄積し、日本で納税していないままとなっていることが本紙の調べでわかった。投資利益の累積は少なくとも二億ドル(約二百十億円)。東電は、福島第一原発の事故後の経営危機で国から一兆円の支援を受け、実質国有化されながら、震災後も事実上の課税回避を続けていたことになる。(桐山純平) 東電や有価証券報告書などによると、東電は一九九九年、子会社「トウキョウ・エレクトリック・パワー・カンパニー・インターナショナル(テプコインターナショナル)」をオランダ・アムステルダムに設立。この子会社を通じ、アラブ首長国連邦やオーストラリアなどの発電事業に投資、参画していた。 子会社は、こうした発電事業の利益を配当として得ていたが、日本には送らず、オランダに蓄積していた。 オランダの税制について米国議会の報告書は、「タックスヘイブン(租税回避地)の特徴
手首を握っていた力はゆるんで、すぐ離れた。けれど、次を言おうとした瞬間に口に掌をあてられた。 「あぶねえ……あんたに喋らすと、オレ、絶対聞いちゃうんだよね」 顔の下半分を掴むように覆っている左手を両手で引き剥がそうと乱暴にひっかくと、楽しそうに喉をならした。 「一生あんたの言うこと聞く覚悟だから、今だけ黙って、オレのいうこときいてよ」 あのね、そんなこと言って、という反論はくぐもった、意味をなさない音にしか聞こえない。 「オレ、ミズキにあんたをとられたくない。あいつあれで根はすごく優しいし、あんたが初対面だっていうのにほんと楽しそうに言いたいこと言ってるの見たし、オレといるより合ってるし幸せそうだって思ったらどうしたらいいかわかんなくて、でもさっき、あんた泣いてるの見たら堪らなくなった」 キミにも昨夜から散々泣かされたよ、と言いたいのをこらえた。しかも、私の言うことをちっとも聞いてないらし
川向こうにあるのは、《死の女神》の神殿だった。 四角い石を重ねた古めかしい建物はその小ささによらず、目をひいた。女神の神殿らしく、どことなく瀟洒な趣がある。ことに白亜の回廊の美しさは格別なもので、信者ではないものにも開放していると聞いたことがある。 わたしは彼が《死の女神》を守護神とするエリゼ公国から来ていたことを思い出し、遠慮なく口にした。 「故郷が懐かしいのか?」 その問いには頬に血をのぼらせた。落ち着いたところがあると見ていたが、そこはやはり十五、六歳の少年らしさがのぞいた。 わたしの微苦笑に、彼は言い訳のようなことばを吐いた。 「故郷ではなくて」 「太陽神の僕だというのに、《死の女神》が恋しいと」 「……そう、なのでしょうね」 すっかり諦めたらしく、彼はうつむいて、頬にかかった巻き毛を耳にかきやった。 「自分で知らなかったのか?」 「いえ、その……お恥ずかしながら、まさかこれほどと
一緒に暮らしはじめて半年たったころにはもう、彼に抱かれることを期待するじぶんと折り合いをつけはじめた。明け方に仕事を終えて家に辿りつくと彼が玄関で待ち構えていた。服を脱ぐ間も厭うほど互いに欲しがった。今でも、仕事のあとはどうしても欲しくなる。 他の時であればどちらがどうという役割ではないはずが、いや、あのころはむしろ俺が積極的に責めていたのに「あがない」のあとはそうではなくなった。 はじめて後ろだけで達したときのことは嫌でも憶えている。あのアパートの同じ階でいちばんの早起きは隣の起業家だった。俺はシャツを着たまま扉に腕をついて揺らされていた。隣の気配を察し、やめてくれとせがむほどに彼が俺の具合がどうだと卑猥な囁きを耳に流しこみ、逃すまいと腰骨を強く押さえつけて衝き入れた。噛んでいいから、と口腔にさしこまれた指もまた無遠慮に、容赦なく俺を犯し続けた。隣の玄関が閉まり鍵のかかる音がして革靴のあ
その名のとおり、銀河の辺境にある塵芥のようなブログへようこそ☆ 昨年は「読者様」が増えましてびっくりいたしました!(マジでまじで!!!) こんな場所でもお楽しみいただけているようでとても嬉しいです。本当にどうもありがとうございます♪ 今週のお題「私の年末年始」 ということで、とりあえず年始はこれです☆ アルファポリス第1回BL小説大賞 参加作品 http://www.alphapolis.co.jp/contPrize/index/4/1/ 第1回BL小説大賞 2014年01月1日~末日まで開催しております。2月17日頃結果発表予定です。 概要 Webコンテンツのジャンルごとに毎月一回開催いたします。 開催期間は一ケ月間。開催期間中は読者投票、アクセス数などにより、ポイント集計いたします。 「大賞」(賞金10万円/アルファポリス編集部選考)、「読者賞」(賞金10万円/ポイント最上位作)など
新年あけましておめでとうございます。 本ページでは2014年に刊行予定のSF作品のラインナップをご案内いたします。読書計画の参考にしていただければ幸いです。 本年もご愛読のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 (タイトルは一部を除き仮題です) ■イアン・マクドナルド長編 The Dervish House/下楠昌哉訳(3月刊行予定) 月曜の朝、犠牲者のいない自爆テロがすべての始まりだった! EUに加盟し、天然ガス&ナノテク景気で盛り上がる近未来のイスタンブール。東洋と西洋、過去と未来、現実と神秘が融けあう街を、それぞれの目的のために駆け回る6人×5日間の大冒険。英国SF協会賞・キャンベル記念賞受賞。解説=酉島伝法 ■キジ・ジョンスン短編集 At the Mouth of the River of Bees/三角和代訳(5月刊行予定) 余命わずかな愛犬と最後のドライブに出た女性が遭遇した不
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